東京ヴェルディは21日、鹿島アントラーズからMF松村優太(23)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、鹿島との公式戦には出られない。 静岡学園高校から2020年に鹿島入りした突破力が魅力のアタッカー、松村。鹿…

東京ヴェルディは21日、鹿島アントラーズからMF松村優太(23)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、鹿島との公式戦には出られない。

静岡学園高校から2020年に鹿島入りした突破力が魅力のアタッカー、松村。鹿島では通算99試合で10得点5アシストだが、今季はここまで公式戦9試合の出場で、明治安田J1リーグでは先発機会なしだった。

来るパリ・オリンピックの世代でもあったが、最終メンバーから落選し、この夏のタイミングで同じくJ1リーグを戦う東京Vで心機一転を図る運びに。新天地を通じては挨拶の言葉とともに、意気込みを示す。

「東京ヴェルディの皆さん、初めまして。松村優太です。チームの勝利に一日でも早く貢献できるように、覚悟を持って戦います。これから、よろしくお願いします!」

一方の鹿島では「チームが苦しい時、そしてシーズン半ばでチームを離れることになり、申し訳なく思っています」とし、新天地での活躍を誓った。

「この難しい決断をしたのも、僕自身、鹿島アントラーズで活躍すること、このクラブにタイトルをもたらすことにこだわり、特に今シーズンこそはと思っていましたが、まだまだでした。そして、まだ成長が必要だと思ったからです」

「覚悟を持って行ってきます。自分が苦しい時、変わらない応援をし続けてくれたファン・サポーターの皆さんの姿を、僕は知っています。だからこそ変わらない、またそれ以上の応援を、アントラーズの選手、スタッフ全員にお願いします。ありがとうございました」

なお、現在の東京Vでは松村と鹿島の同期であるFW染野唯月、DF林尚輝がそれぞれ期限付き移籍で加入している。