元ポルトガル代表FWナニが母国クラブを買収したようだ。 スポルティングCPでのキャリアスタートから、かつてはマンチェスター・ユナイテッドで切れ味鋭いドリブルを武器にいち時代を築いたナニ。ここ数年はアメリカやオーストラリアなども渡り歩き、昨…

元ポルトガル代表FWナニが母国クラブを買収したようだ。

スポルティングCPでのキャリアスタートから、かつてはマンチェスター・ユナイテッドで切れ味鋭いドリブルを武器にいち時代を築いたナニ。ここ数年はアメリカやオーストラリアなども渡り歩き、昨季はアダナ・デミルスポルで過ごした。

そんな37歳FWだが、今年5月にアダナ・デミルスポルを退団し、現在はフリー。この夏は新天地を探すが、イギリス『デイリー・メール』によると、もう長くないであろう現役を退いた後を見越し、クラブ経営にも挑戦しているようだ。

ナニは投資家のグループとともに、ポルトガルの生まれ故郷近くに拠点を置き、4部に属するSUシントレンセの株式95%を取得したようで、その件にコメントしたという。

「このプロジェクトに参加できてすごく嬉しいよ。クラブの価値を高めていければと思う。シントレンセは僕にとって、何か面白いことをするチャンスだ。自分が育った地域に近いのも僕にとってすごく大きかった。このプロジェクトが成功するのを願うよ」

また、プレーヤーとして、現在の去就状況にも言及したとのことで、「ポルトガルと海外のクラブからオファーをもらっている。でも、まずはこの休暇を楽しむつもりだ」と話している。