元ヤクルトの五十嵐亮太氏が始球式に登板 神宮に日米通算906試合に登板した剛腕が“復活”した。15日に行われたヤクルト-中日戦(神宮)で五十嵐亮太氏が始球式に登場。かつての本拠地でもあるマウンドで、背番号「53」のユニホーム姿で速球を投げ込…

元ヤクルトの五十嵐亮太氏が始球式に登板

 神宮に日米通算906試合に登板した剛腕が“復活”した。15日に行われたヤクルト-中日戦(神宮)で五十嵐亮太氏が始球式に登場。かつての本拠地でもあるマウンドで、背番号「53」のユニホーム姿で速球を投げ込むと「球めちゃめちゃ速いやん」「まだ現役でいけそう」とファンが驚いている。

 この一戦は「JAるもい スペシャルDAY」として開催され、北海道留萌市出身の五十嵐氏が大役を務めた。引退試合以来となる神宮のマウンドに立つと、現役時代を彷彿させる豪快なフォームから速球を披露した。

 五十嵐氏は、千葉・敬愛学園高から1997年ドラフト2位でヤクルトに入団。2003年に最優秀救援投手のタイトルを獲得するなど、リリーフとして躍動した。2010年からメジャーに挑戦し、4球団を渡り歩き、2013年にはソフトバンクに移籍し日本一に貢献。2019年に古巣ヤクルトに移籍し、2020年シーズン限りで現役引退した。日米通算906試合登板を誇るレジェンドだ。

 1979年生まれで45歳となったが、現役時代と変わらぬ“剛速球”を披露。SNSには「40代半ばでこのキャッチボールって、本当にプロは凄いな」「若々しいですね」「始球式の中で圧倒的に良い球」「めちゃいい球だったwまだできるよ笑」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)