(20日、高校野球静岡大会3回戦 磐田南0-10飛龍) 磐田南のエース、寺田直弘投手(3年)は飛龍打線に9安打を浴びたが、7三振を奪った。ふだんカウントを取るカーブが、この日はストライクが入らず直球を狙われ、初回に3点を奪われるなど苦しい…

 (20日、高校野球静岡大会3回戦 磐田南0-10飛龍)

 磐田南のエース、寺田直弘投手(3年)は飛龍打線に9安打を浴びたが、7三振を奪った。ふだんカウントを取るカーブが、この日はストライクが入らず直球を狙われ、初回に3点を奪われるなど苦しい投球が続いた。

 今大会、3年生17人で臨んだ磐田南。「今年は甲子園が狙える、それには飛龍戦がターニングポイントになると思っていた。私学に公立が勝つことができず、悔しい」と寺田投手。入学当初は120キロほどだった球速は、トレーニングの結果、この日は後半になっても140キロ台を維持した。「この2年の成長が自信になった。大学でも野球を続けて、上のレベルをめざしたい」(田中美保)