JRAは20日、第72回中京記念(GIII、芝1800m)の前日最終オッズを発表した。 ニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)が単勝2.5倍で1番人気、セオ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)が単勝5.7倍で2番人気。 以下、エピファニー(牡…
JRAは20日、第72回中京記念(GIII、芝1800m)の前日最終オッズを発表した。
ニホンピロキーフ(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)が単勝2.5倍で1番人気、セオ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)が単勝5.7倍で2番人気。
以下、エピファニー(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)が単勝6.3倍で3番人気、エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が単勝7.3倍で4番人気と、ここまでが10倍以下。
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■頭なら単勝10倍以上に一発の可能性
過去10年、単勝4.0~19.9倍が9勝と勝ち馬はここが目安。単勝3.9倍以下の1番人気は【0.0.4.2】。1強ムードだと勝ち切れないが、軸としての役割は果たす。ニホンピロキーフは前日時点では過剰人気とも見て取れるが、小倉適性を考慮すれば嫌いにくい。
単勝10.0~19.9倍は【5.2.0.28】と勝ち馬の半数を占める。このうち5番人気以内だと【0.0.0.6】と結果が出ていないので、6番人気以下の伏兵の一発には警戒しておきたい。
このラインに該当しそうなのは、小倉巧者の松山騎手が騎乗するロングラン、早い時期から高いポテンシャルを示していたものの気性面が災いして出世が遅れたが、去勢明けの前走で3勝クラスを卒業したボーデン。いずれも展開に注文はつくが侮れない。
10番人気以下において、単勝100倍以上で馬券に絡んだのは2020年の勝ち馬メイケイダイハードのみ。他馬券絡みは単勝20.0~49.9倍のラインで【0.3.0.24】。このうち、前走馬体重が480キロ以上かつ今回斤量が減った馬の好走が目立ち、相対的に斤量が減るのは好材料で【0.3.0.9】をマークするが、今年は該当なしの模様。ワールドリバイバルは「前走馬体重が480キロ以上で今回斤量が減った馬」だが、前日時点では単勝オッズ62.2倍。余裕があれば押さえ程度が妥当か。
馬連は(6)エピファニー-(13)ニホンピロキーフが12.4倍、3連複は(6)エピファニー-(12)セオ-(13)ニホンピロキーフが23.7倍、3連単は(13)ニホンピロキーフ→(12)セオ→(6)エピファニーが106.2倍で1番人気。ニホンピロキーフが絡まない3連単は(12)セオ→(6)エピファニー→(2)アルナシームの組み合わせで136.8倍となっている。
■20日・前日最終オッズ
人気
馬名
単勝
1
ニホンピロキーフ
2.5
2
セオ
5.7
3
エピファニー
6.3
4
エルトンバローズ
7.3
5
アルナシーム
12.1
6
ボーデン
15.6
7
ロングラン
16.0
8
セルバーグ
21.4
9
アナゴサン
26.5
10
タガノパッション
31.6
11
カテドラル
50.9
12
ワールドリバイバル
62.2
13
テーオーシリウス
63.0
14
ソレイユヴィータ
70.0
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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