日々進化し続けているスポーツウェア&ギア。機能美と融合したファッション性の高さ、スタイリッシュなデザインを備えた最新&人気アイテムをご紹介する本企画。第3回は、これからベストシーズンを迎えるロードバイクを颯爽と乗りこなすための「最新サイク…
日々進化し続けているスポーツウェア&ギア。機能美と融合したファッション性の高さ、スタイリッシュなデザインを備えた最新&人気アイテムをご紹介する本企画。第3回は、これからベストシーズンを迎えるロードバイクを颯爽と乗りこなすための「最新サイクルファッション」をお届けします。
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定番ウェアはタイトフィットでカラフル
暑さが少しおさまった初秋は風を受けてサイクリングするのに最高に気持ちのいい季節。今回はサイクルウェア&ギアの人気の傾向やおすすめポイントについて、本格ロードバイク本体からオシャレなウェアまでを取りそろえるL-Breath BIKE 御茶ノ水店の織田健一さんにお話を伺いました。
「自転車競技は空気抵抗が非常に影響するスポーツで、しわ1本でタイムが変わってきてしまう。だから選手は、できるだけ体にフィットするウェアを着用します。派手な色使いには、車道を走っていても目立つようにという役割がある。本格的に自転車に乗る人には、やはり定番のスポーティーで派手なウェアが人気です」
▲レジェフィット半袖ジャージ14,040円、レジェフィットPROビブショーツ17,064円(KAPELMUUR)
▲レジェフィット半袖ジャージ、レジェフィットショーツ 各14,040円(KAPELMUUR)
「ロードバイクに乗るときは、かなり前傾姿勢になります。普段着だと、お腹のほうに生地が寄ってきてしまって邪魔になり、背中側がめくり上がってきてしまう。サイクルジャージは、前傾姿勢に合わせて後ろを長めにされているので、ストレスなく自転車に乗り続けることができます」
サイクルジャージには他にも普段着にはない特徴があります。そのひとつが、バックポケット。財布、スマホ、補給食など、必要なものが背中についているポケットに収納できるので手ぶらでサイクリングが楽しめ、バックパックを長時間背負うことによる背中の蒸れを解消できます。
街乗りはちょいユルな着こなしで
とはいえ、自転車初心者でまずは街乗りをしてみようという人にとっては、初めから本格ウェアを着るのは多少抵抗感をおぼえるかも……。
「街で乗る人が増えたことで、落ち着いた色合いの多少ルーズなシルエットのウェアも出てきています。見た目は普段着に近いですが、バックポケットなど、サイクルウェアとしての機能はきちんと備えられています」
▲ドットロゴジャージ 12,960円(rin project)
女性はサイクルパンツにスカートを合わせると、体のラインも出すぎず、見た目もオシャレな着こなしに。ヘルメットからシューズまで、バッチリそろえたくなりますね。
▲フレアスカート フレンチドット7,344円(KAPELMUUR)
また、ソックスを派手なものにしたり、ウィンドブレーカーを蛍光色にしたり、オシャレを楽しむことが安全面の配慮にもつながります。
▲サイクルソックス 各2,700円(Swiftwick)
▲クリアレインジャケット9,720円(KAPELMUUR)
「ウィンドブレーカーは防寒や急な雨対策用におすすめのアイテムです。小さく折りたたんで携帯できるポーチ付きなので、バックポケットに入ります」
ウェアをそろえて快適に街乗りから始めれば、気持ちが上がってすぐにロードにも出たくなること間違いなし! 走行距離が増えれば、着てみたいウェアも変わってきて、また選ぶのが楽しくなりそう。
ヘルメットはマットカラーがトレンド
「今年はマットカラーのヘルメットが人気です。ヘルメットの下にかぶるキャップを差し色として使えば、いろいろ遊べますよ」
ヘルメットの下からチラリと見せるキャップ。その日の気分で色味を変えると楽しそう。ツバのないヘルメットを選べば、バランスもバッチリです。
▲EVENT男女兼用 自転車ヘルメット10,368円(BELL)
▲プリントサイクルキャップ 各4,104円(rin project)
おしゃれな最新サイクルアクセサリーをチェック
「半年ほど前に発売されて以来、世界ですでに50万個以上売れているスタイリッシュなベルが、国内でも大人気になっています。また、USBで充電できて自転車のデザインを邪魔しないフォルムのライトも今年の人気商品です」
▲サイクルベル Oi CLASSIC BELL(Knog)各2,484円
自転車のベルといえば、ドーム型が定番。ママチャリには合っているけど、スポーツバイクには……。と思っている人は少なくないのではないでしょうか。この「Oi」はハンドルと一体化するスッキリしたデザイン。鳴らしてみるとキレイに澄んだ音が響きます。
▲サイクルライト Blinder MINI FRONT(Knog)各3,456円
▲サイクルライト Blinder MINI REAR(Knog)各3,456円
ライトはシリコンバンドが付いていて、簡単にハンドルに装着できます。いくつかそろえて、その日の気分やウェアに合わせてライトも着替えさせるのも楽しいかも。
離れていても会話ができる次世代トランシーバー
「自転車を走らせている間は、仲間と会話するのは難しいですよね。横並びで走るのは道交法違反になりますし。そんな場面に対応できるウェアラブルトランシーバーが開発されたんです」
▲BONX Grip(BONX)各15,800円
スマホアプリをインストールし、Bluetoothで接続。最大10人まで同時に会話ができます。通話距離は無制限で、ボタンを押すなどの操作もなく、話すだけで通話が開始されるシステム。デュアルマイクによるデジタルノイズキャンセリング機能により、走行しながらの会話でも風の音などに邪魔されることなく、クリアな音質で会話ができます。
小さくて軽いうえ片耳だけの装着なので、周囲の音が遮断されることもなく、安全面にも問題なし。走りながら仲間と普通に会話できるなんて、サイクリングに出かける楽しみがぐっと増しそうですね。
移動手段としての実用性もあり、有酸素運動にもなるサイクリング。街乗りで楽しみを覚えたら、ベストシーズンの間にロングライドにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
【取材協力】L-Breath BIKE 御茶ノ水店
住所:東京都千代田区神田小川町3-6-8 伸幸ビル
TEL:03-3518-0255
営業時間:月~土 11:00-20:00、日・祝 10:30-19:30
[公式HP]
http://www.victoria.co.jp/l-breath/
※掲載している商品の価格はメーカー希望小売価格(税込)です。店頭販売価格とは異なる場合があります。
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<Text&Photo:丸山美紀(アート・サプライ)>
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