MVPレースで一騎打ちの様相を呈している大谷とハーパー。後半戦が楽しみだ(C)Getty Images フィリーズ専門メディア『Phillies Nation』は、レギュラーシーズン後半戦の開幕が直前に迫った現地時間7月18日(日本…

MVPレースで一騎打ちの様相を呈している大谷とハーパー。後半戦が楽しみだ(C)Getty Images

 フィリーズ専門メディア『Phillies Nation』は、レギュラーシーズン後半戦の開幕が直前に迫った現地時間7月18日(日本時間19日)、同球団のブライス・ハーパー、ドジャースの大谷翔平らが繰り広げているナ・リーグMVP争いの行方を展望。「明らかにオオタニが最大のライバルだ」と前置きした上で、今後の戦況を占っている。

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 今季ここまで圧巻の打撃パフォーマンスを披露してきた大谷は、前半戦の94試合に出場し、打率.316(リーグ2位)、29本塁打(同1位)、69打点(同3位)、OPS1.036(同1位)というハイアベレージ。一方、ハーパーも出場81試合で打率.301(同7位)、21本塁打(同4位)、61打点(同8位タイ)、OPS.982(同2位)と好成績をたたき出しており、2人の一騎打ちという見方は強い。

 こうした状況を踏まえて同メディアは、米大手ベッティングサイト『BetMGM』が公開している最新のMVPオッズを引用。ハーパーの+450に対して、大谷は-375と圧倒的な差をつけており、「今後もしかしたらトレー・ターナー(フィリーズ)か誰かがレースに割り込むかもしれないが、現時点では2強という構図だ」と報じている。

 また、過去に“フルタイムDH”としてMVPを受賞した選手がいないため、「ハーパーのMVP獲得に必ずしもオオタニを上回る攻撃的なシーズンは必要ない」と続けた同メディアだが、記事内では「もしDHの天井を打ち破り、MVPを獲得する選手がいるとすれば、それはオオタニだろう」と警戒感を示し、「おそらく後半戦は、打撃面でモンスター級の活躍が必要だろう」とも指摘している。

 ともに通算3度目のシーズンMVPを狙う大谷とハーパー。はたして残りのシーズンでは、それぞれどんな活躍が見られるだろうか。現地時間7月19日(日本時間20日)の後半初戦は、ドジャースが本拠地でレッドソックス、フィリーズが敵地でパイレーツと対戦予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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