DH専門でのMVP受賞となれば、史上初の快挙だ(C)Getty Images 現地時間7月18日(日本時間19日)、MLB公式サイトが今季4度目となるMVP模擬投票の結果を発表し、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ、ナ・リ…

DH専門でのMVP受賞となれば、史上初の快挙だ(C)Getty Images

 現地時間7月18日(日本時間19日)、MLB公式サイトが今季4度目となるMVP模擬投票の結果を発表し、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ、ナ・リーグではドジャースの大谷翔平が1位に選出。両選手とも2か月連続でトップの座に君臨し、「各リーグで明確なフロントランナーが明らかになった」と報じられている。

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 まずア・リーグで有識者41人中38人の1位票を獲得したジャッジは、今季ここまで96試合に出場し、打率.306(リーグ4位)、34本塁打(同1位)、85打点(同1位)、OPS1.112(同1位)をマーク。今回のトップ選出を受けて同サイトのブレント・マグワイア記者は、「彼にとって印象的な活躍の証明と言える」と報じた。

 一方、ナ・リーグで41人中35人の1位票を獲得し、圧倒的な支持を集めたのが大谷だ。打者専念の今季は、前半戦の出場94試合で打率.316(リーグ2位)、29本塁打(同1位)、69打点(同3位)、OPS1.036(同1位)というハイアベレージを記録。もし“フルタイムのDH”としてMVP受賞を果たせば、史上初の快挙となる。

 また、「ア・リーグのジャッジと同様、オオタニがシニア・サーキット(ナ・リーグ)で断トツの1番人気だ」と最新の投票結果を報じたマグワイア記者は、「今季1球も投げていないにもかかわらず、ドジャースの指名打者として支配的な力を発揮し、MVP受賞の可能性を十二分に示している」とパフォーマンスを称えていた。

 なお、今回発表されている両リーグのMVP上位候補は、以下の通り。

■ア・リーグ
1位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース、38人の1位票)
2位 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ、3人の1位票)
3位 フアン・ソト(ヤンキース)
4位 ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
5位 ラファエル・デバース(レッドソックス)、ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)

■ナ・リーグ
1位 大谷翔平(ドジャース、35人の1位票)
2位 ブライス・ハーパー(フィリーズ、5人の1位票)
3位 エリー・デラクルーズ(レッズ、1人の1位票)
4位 マルセル・オズナ(ブレーブス)
5位 クリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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