昨年の2歳女王のアスコリピチェーノのいとことなるヴィジョンメーカー(牡2、美浦・林徹厩舎)が、土曜福島5Rの2歳新馬(芝2000m)で初陣Vを狙う。  ヴィジョンメーカーは父ルーラーシップ、母タッチングスピーチ、母の父ディープインパクト…

 昨年の2歳女王のアスコリピチェーノのいとことなるヴィジョンメーカー(牡2、美浦・林徹厩舎)が、土曜福島5Rの2歳新馬(芝2000m)で初陣Vを狙う。

 ヴィジョンメーカーは父ルーラーシップ、母タッチングスピーチ、母の父ディープインパクトの血統。母は15年にローズSを制し、エリザベス女王杯で3着。全兄のキングズレインは22年のホープフルSで3着だった。そして叔父のサトノルークスは19年の菊花賞の2着馬で、同じくミスタージーティーは今年の若葉Sの覇者。さらに、いとこのアスコリピチェーノは昨年の阪神JFを制し、今年の桜花賞とNHKマイルCでともに2着だった。

 ここまで毎週のように、併せ馬でしっかりと追われてきた。時計も悪くなく、少なくとも水準レベルの仕上がりにはありそうだ。この母系は早い時期から走るのがセールスポイント。来春の大舞台に向けて、いきなりから結果を出したい。