夏の小倉から大きく飛躍するか。14年のオークス馬のヌーヴォレコルトを母に持つイングランドアイズ(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)が、日曜小倉9Rの宗像特別(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。  イングランドアイズは父Kingma…

 夏の小倉から大きく飛躍するか。14年のオークス馬のヌーヴォレコルトを母に持つイングランドアイズ(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)が、日曜小倉9Rの宗像特別(3歳上・2勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。

 イングランドアイズは父Kingman、母ヌーヴォレコルト、母の父ハーツクライの血統。母は14年のオークスなど重賞を4勝、GIで2着が4回の名牝。祖母の半姉のゴッドインチーフは98年の阪神3歳牝馬Sで3着だった。

 ここまで9戦2勝。昨秋以降、1勝クラスでは4戦連続で1番人気に推されながら、2着→6着→4着→3着と物足りないレースが続いていた。しかし、初の小倉参戦となった前走の若戸大橋特別で待望の2勝目をゲット。良血馬がようやく素質開花の兆しをみせている。

 振り返れば、3歳時に重賞で4着が2回ある実力馬。前走と同じく小倉芝2000mが舞台でもあり、ここは通過点にしてほしい。