レバークーゼンは18日、スタッド・レンヌのフランス人FWマルタン・テリエ(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間で、移籍金はドイツ『キッカー』によると2000万ユーロ(約34億3000万円)とのこと。…

レバークーゼンは18日、スタッド・レンヌのフランス人FWマルタン・テリエ(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間で、移籍金はドイツ『キッカー』によると2000万ユーロ(約34億3000万円)とのこと。

リール下部組織出身のテリエは2016年にファーストチームデビュー。レンタル先のストラスブールでブレイクを果たすと、2018年夏にリヨンへ正式加入。左ウイングを主戦場に、公式戦77試合17ゴールの数字を残したが、多士済々のアタッカーが揃う中、メインキャストを担うことはできなかった。

そうした中、2020年夏にレンヌへ完全移籍。そのレンヌでは加入2年目となった2021-22シーズンにストライカーとしての才能が完全に開花。左ウイングと2トップの一角でプレーした中、リーグ戦36試合出場でキャリアハイの21ゴールを記録した。

左右のウイングやセカンドトップに加え、爆発的なスピードを武器に攻撃的なウイングバックでもプレー可能な多才なアタッカーは、2023年1月に前十字じん帯断裂の重傷を負ったが、昨年9月末に戦列復帰を果たすと、昨シーズンは公式戦35試合9ゴール4アシストと完全復活への足がかりとしていた。

昨季ドイツ国内2冠のレバークーゼンは今夏、同じくレンヌからU-21フランス代表DFジャンニュエル・ベロシアンを獲得。ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシアに続く3人目の補強選手となった。