サッカーや野球、水泳……。さまざまなスポーツに青春を捧げるキッズたち。毎日クタクタになりながらも目標に向かって頑張るキッズには、ボリューム満点で栄養たっぷりのおいしい食事を作って応援したいですよね。 残暑が厳しいこの季節は、食欲もガクっと…

 サッカーや野球、水泳……。さまざまなスポーツに青春を捧げるキッズたち。毎日クタクタになりながらも目標に向かって頑張るキッズには、ボリューム満点で栄養たっぷりのおいしい食事を作って応援したいですよね。

 残暑が厳しいこの季節は、食欲もガクっと落ちがち。でも、しっかり栄養を摂らないとスポーツ後の疲れたカラダを癒すためのモトが足りず、栄養不足状態に。そんなカラダで暑い太陽の下で運動すると、熱中症になるリスクも高まります。

 そこで、今回のメニューの出番。ツルっと食べられるそうめんとたっぷりの野菜を組み合わせることで、ビタミンを摂取でき、さらに練りゴマの油によりニンジンの栄養を吸収しやすくします。カラダづくりをサポートするカルシウムや鉄分に加え、酢もたっぷり使っているので、暑さによる疲れを吹っ飛ばしてくれる暑気払いメニューでもあります。

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鶏と野菜の冷やし麺

<材料>1人分
・鶏胸肉(皮なし)…100g
・A【塩…少々、酒・酢…各大さじ1】
・ニンジン…1/2本
・キュウリ…1/2本
・ミニトマト…2個
・B【ネギみじん…4センチ分、ショウガみじん…1/2かけ、醤油・酢・練りゴマ…各大さじ1と1/2、砂糖…小さじ2/3】
・そうめん…2束
・ゴマ、刻み海苔…適宜

<作り方>
1.耐熱容器に鶏胸肉と(A)を入れてもみ、ラップをふんわりとかけて電子レンジで1分30秒加熱。そのまま電子レンジの中であら熱がとれるまで保温し、余熱で火を通す。

2.レンジで鶏胸肉を保温させてるあいだに、ニンジンはピーラーで細切りにする。キュウリもピーラーで薄切りにする。ミニトマトはくし型に切る。

3.(B)を混ぜ合わせてソースをつくる。(1)の粗熱が取れたら手で大き目に裂く。

4.鍋にそうめん用の水とニンジンを入れてひと煮立ちさせ、そうめんを加えて1分30秒ゆでる。冷水でしっかりと冷やして水気を切り、器に盛って鶏肉とキュウリ、ミニトマトをトッピングする。タレをかけて、ゴマや刻み海苔などをのせる。

※うどんや中華麺でもアレンジ可能です。

 まだまだ暑いこの季節、ツルっと食べられるこちらのレシピ。全体的にさっぱりとしたメニューですが、鶏胸肉にしっかり味がついているので飽きずに食べられます。また、酢と混ぜることでお肉も柔らかくなりますよ。つい余らせがちなそうめん救済レシピとしてもおすすめです!

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<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:久保寺誠>

[プロフィール]
田村つぼみ 料理家/栄養士
1985年生まれ。栃木県出身。短大を卒業後、料理教室にて講師を務める。その後、料理研究家・浜内千波師匠のもとでアシスタントとして修業。現在、料理家として、書籍や女性誌を中心に活動中。また、カフェなど飲食業態のメニュー開発、店舗立ち上げプロデュース、料理教室ほかを精力的に行っている
【公式HP】http://www.tsubomi-t-cooking.com/《お知らせ》
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