7月28日(日)、札幌競馬場の芝1800mで行われるクイーンステークス。ここに出走を予定している、今年のフェアリーSの勝ち馬イフェイオン(栗東・杉山佳明厩舎)が今朝17日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。  CWへ2コーナーか…

 7月28日(日)、札幌競馬場の芝1800mで行われるクイーンステークス。ここに出走を予定している、今年のフェアリーSの勝ち馬イフェイオン(栗東・杉山佳明厩舎)が今朝17日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 CWへ2コーナーから入場。古馬2勝クラスのナバロンを5馬身ほど追走する内容だったが、向正面からなかなかの行きっぷり。しかし、そこは騎乗した長岡禎仁騎手がうまくなだめて、折り合った形で道中を進めていく。

 さすがに3コーナーから4コーナーのところではスピードに乗って、前に追いつきそうな勢い。最後の直線は内から前を捕まえる勢いで伸びてきたが、ラスト1F標識を過ぎたところで相手も追い出したため、結果的には遅れる形でのフィニッシュだった。

 時計は6F80.5〜5F64.7〜4F50.7〜3F36.4〜2F22.8〜1F11.6秒。6F時計はこれまで83.1秒が自己ベストだったので、それを大きく上回る数字。少しレース間隔のあくローテーションだが、7月4日から栗東で追い切りを開始しており、調教量は十分。時計的な負荷もこの時計で十分なので、あとは無事に現地までの輸送をクリアすればといったところだろう。

(取材・文:井内利彰)