ハーパーらの豪華な同僚たちの歓迎を受ける大谷。その表情は喜びに溢れていた。(C)Getty Images 背番号17が真夏のテキサスで異彩を放った。 現地時間7月16日に米テキサス州にあるグローブライフ・フィールドで行われたメジャー…

ハーパーらの豪華な同僚たちの歓迎を受ける大谷。その表情は喜びに溢れていた。(C)Getty Images

 背番号17が真夏のテキサスで異彩を放った。

 現地時間7月16日に米テキサス州にあるグローブライフ・フィールドで行われたメジャーリーグのオールスターゲームで、大谷翔平(ドジャース)はナ・リーグの「2番・指名打者」で先発出場。第2打席に球宴では自身初となる本塁打を放ち、球場を沸かせた。

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 打った瞬間にそれと分かる貫録の一打だった。

 初回の第一打席に四球を選んで出塁していた大谷は、3回無死一・二塁という絶好機で第2打席を迎え、相手3番手右腕タナー・ホウクと対峙した。そして初球と2球目を立て続けに見送ってカウント2-0として投げ込まれた“好球”を逃さなかった。

 やや真ん中よりに甘く入った低めのスプリットを大谷は強振。右翼方向に高々と舞い上がった打球は、103.7マイル(約166.8キロ)であっという間に右翼スタンドの中段に着弾。その刹那、スーパースターの共演を一目見ようと集った観客が集った球場は熱狂の坩堝と化した。

 ドジャース移籍1年目で注目度が高まる中で、流石と言うほかにない「結果」を残した大谷。その圧巻の活躍には現地記者たちも愕然としている。

 日夜、ドジャースのありとあらゆる情報を発信する米専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カマラス記者は自身のXで、オールスターで本塁打を放ったドジャースの選手は1996年のマイク・ピアッツァ氏以来の快挙であったことを紹介。そのうえで「ショウヘイ・オオタニは本当に特別な人」「オオタニは野球界最高の選手です」と興奮気味に投稿した。

 また、かねてから大谷のスター性を「史上最高の野球人」と激賞してきた米スポーツベッティングサイト『Draft Kingas』のジャレッド・カラビス記者も自らのXで「ショウヘイ・オオタニはこの惑星で最高の野球選手だ」と改めて敬意を表した。

 球界のスターたちが集う夢舞台で、最高の結果を残した大谷。その偉才ぶりに対する賛辞が止む気配はない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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