【MLB】ア・リーグ - ナ・リーグ(7月16日・日本時間17日/アーリントン)  4年連続でMLBオールスターに選出されたナ・リーグの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席にオールスターで自身初となる先制の3ランホームラン…

【MLB】ア・リーグ - ナ・リーグ(7月16日・日本時間17日/アーリントン)

 4年連続でMLBオールスターに選出されたナ・リーグの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席にオールスターで自身初となる先制の3ランホームランを放った。日本人では2007年のイチロー以来2人目となる一発に、球場が熱狂した。

【映像】大谷、3日前には日本人初の“衝撃”200号HR

 打ったのは89マイル(約143キロ)の速球。打球速度103.7マイル(約167キロ)、飛距離400フィート(約122メートル)の打球が一直線にライトスタンドに飛び込んだ。

 大谷は前半戦を、370打数117安打29本塁打69打点23盗塁、打率.316の成績で折り返した。本塁打はリーグトップ、打率は同2位、打点・盗塁は同3位で、2年連続となる本塁打王はもちろん三冠王も狙える位置につけ、オールスターにも4年連続ファン投票で選出された。

 これまでに出場したオールスターでは2022年にドジャースのカーショー投手からセンター前ヒットを放っているが、通算成績は4打数1安打でヒットはこの1本のみ。日本人メジャーリーガーでは、2007年にマリナーズで選出されたイチローが、史上初となるランニングホームランを記録しているが、それ以降、一発を放った日本人選手は出ていなかった。

 自身初、そして日本人として2人目の快挙を成し遂げた大谷に対して、球場からは大きな歓声が起きた。昨年はオフに移籍の可能性がある中で、開催地から「Come! to! Seattle!」(シアトルに来て!)の大合唱を受けたが、今年は日本人として初となる“柵越えの”一発で、MLBのスターが揃う大舞台を席巻した。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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