ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)。契約に付随するリリース条項が7月15日付けで失効した。 名実ともにミランのエース、ラファエル・レオン。崩しを一手に担うカルチョ屈指のドリブラーであり、左サイドバックを担うテオ・エルナン…

ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)。契約に付随するリリース条項が7月15日付けで失効した。

名実ともにミランのエース、ラファエル・レオン。崩しを一手に担うカルチョ屈指のドリブラーであり、左サイドバックを担うテオ・エルナンデスとの縦関係は、常に相手の脅威だ。

実力に疑いの余地がないだけに、“欧州に札束の雨を降らせる”サウジ勢からの引き抜き噂が絶えないが、イタリア『カルチョメルカート』いわく、ミランにはここに来て安心材料も。

表題の通り、昨年6月に2028年まで延長した契約には、1億7500万ユーロ(約302億円)のリリース条項(契約解除条項)があり、これが15日付けで効力を失ったとのことだ。

簡単に言うと、レオンを欲しがるクラブが302億円をポンと提示しても、ミランがノーといえば交渉は終わりというもの。幸いにも、レオンへの関心が隠せていないアル・ヒラルからこれまでに正式オファーは届いていないという。

レオンは今月末から始まるミランのプレシーズン・アメリカツアーへ順当に帯同予定。ミランは28日にニューヨークでマンチェスター・シティ、8月1日でシカゴでレアル・マドリー、7日にボルチモアでバルセロナと対戦する。