会見に臨んだ井上。(C)CoCoKARAnext 注目の次戦がようやく正式に決まった。 7月16日、東京都内で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が揃って記者会見を実施。…
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会見に臨んだ井上。(C)CoCoKARAnext
注目の次戦がようやく正式に決まった。
7月16日、東京都内で世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が揃って記者会見を実施。その様子がNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信された。
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共に9月3日に東京・有明アリーナで世界タイトルを懸けて戦う。去る5月6日に東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)を破り、V1を果たした井上は、WBO世界同級2位のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)と対戦。一方の武居は元WBC世界フライ級王者で、現WBO世界バンタム級1位の比嘉大吾(志成)との初防衛戦が決まった。
先月13日にWBAから、9月25日までに同級1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との指名試合を行うよう指令を受けていた井上。そうした中で決まったドヘニー戦について「東京ドームの試合が終わって、少し経ってから試合が決まったと聞きました。ドヘニーはここ最近いい試合をしているので、気の抜けない相手だなと率直に思いました」と明言。そして、次のように意気込んだ。
「ドームの試合は見ていないんですけど、僕がよくスパーをする選手がKOで倒されている。本番で凄く実力を発揮する選手だなと。一発を警戒しながら一発も触れさせない気持ちで自分のボクシングを展開したい。東京ドームで大きな舞台を終えたばかり。皆さんがこの試合をどう思うかわかりませんが、気の抜けない相手。しっかりクリアしてこの先のスーパーバンタム級を見据える試合にしたい」
さらに質疑応答で相手のフィジカル能力の高さを問われた井上は「ボクシングは身体のデカさだけじゃないと理解している」と強調。「フィジカル勝負が必要になる場面もあるかもしれないけど、それも必要ないほどスピード勝負で完封したい。(油断や慢心は)まったくない」と言い切った。
改めてタイトルの防衛に意気込んだ井上。その表情にはどこか緊張感が漲っていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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