ナダル 2連覇アルカラスを祝福

男子テニスで元世界ランク１位のＲ・ナダル（スペイン）は１４日にインスタグラムを更新。同日に行われたウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）決勝で２連覇を達成するとともに、四大大会４度目の優勝を飾った世界ランク３位のＣ・アルカラス（スペイン）へ祝福の言葉を贈った。
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２１歳のアルカラスは昨年のウィンブルドン決勝でジョコビッチを破り大会初優勝。連覇をかけ第３シードとして出場した今大会、１回戦で世界ランク２６９位のＭ・ラヤル（エストニア）、２回戦で同６９位のＡ・ブキッチ（オーストラリア）、３回戦で第２９シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）、４回戦で第１６シードのＵ・アンベール（フランス）、準々決勝で第１２シードのＴ・ポール（アメリカ）、準決勝で第５シードのＤ・メドベージェフを下し２年連続で決勝に駒を進めた。
そして決勝戦は第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）と２年連続の顔合わせに。この試合、アルカラスは試合を通じて４２本のウィナーを決めるなど終始主導権を握る。
リターンゲームでは世界ランク３位のジョコビッチから５度のブレークに成功。終盤で３度のチャンピオンシップポイントを逃がし１度のブレークを許す場面はあったものの、最後はタイブレークで２度のミニブレークに成功し、２時間２７分で同大会２連覇を達成。先月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）に続き、四大大会４度目の優勝を成し遂げた。
そして、この勝利を同国の大先輩ナダルが祝福しており「おめでとう、カルロス！ 再び素晴らしい瞬間を迎えたね！」とインスタグラムに投稿した。
３８歳のナダルは先月の全仏オープン出場後はウィンブルドンを含む芝シーズンをスキップ。今月２７日に開幕するパリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）に向け調整し続けており、今週はノルデア・オープン（スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250）への出場を予定。
１回戦ではワイルドカード（主催者推薦）で出場する世界ランク４６７位のＬ・ボルグ（スウェーデン）と顔を合わせる。
なお、ナダルとアルカラスはペアを組みパリオリンピックのダブルスに出場することが決まっている。

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