【MLB】タイガース 4-3 ドジャース(7月14日・日本時間15日/デトロイト)  ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でタイガース戦に出場。オールスター前最後の一戦の初回、それも初球から魅せた。プレイボール直後に放ったハードヒットは…

【MLB】タイガース 4-3 ドジャース(7月14日・日本時間15日/デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でタイガース戦に出場。オールスター前最後の一戦の初回、それも初球から魅せた。プレイボール直後に放ったハードヒットはセンターに取られたが、"ホームラン未遂とも言える鋭い当たりに観客たちからも大歓声が起こった。

【映像】大谷、いきなり初球打ちで観客どよめく

 大谷は初回の第1打席、その初球から積極的にスイングを仕掛ける。低いライナー性のあたりはぐんぐんと伸びていく。ホームランかと思われる打球だったが、センターのビアーリングが背走しながら最後はジャンピングキャッチ。バックネット裏で観戦していたファンも思わず「ビクッ」と反応し、慌てて立ち上がってしまうほどの鋭いあたりだったが、惜しくもセンターライナーに倒れた。

 日本時間深夜2時40分試合開始にも関わらずSNS上では、「当たりは悪くなかったな」「ホームラン行ったかと思ったわ」「あー惜しい!」「ほぼ完璧だったと思うけどなー」「すごい音」といったコメントが投稿されていた。

 現地でも映像でもホームランかと思ってしまうようなこの打球は、データサイトの「Baseball savant」によると打球速度が時速111.3マイル(約179.1キロ)、打球角度20度、飛距離382フィート(約116.4メートル)。なんと飛距離と打球速度はこの試合における全選手の最高値でもあった。

 プレーボール直後の初球はファンも意識が試合に入り込む前だ。そこでこの強烈なあたりを見せられたら、身体が無意識(?)に反応してしまうのも無理はないのかもしれない。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)