15日、日本フットボールリーグ(JFL)第16節ラストゲームのFCマルヤス岡崎vsブリオベッカ浦安が行われ、アウェイ浦安が1-2で勝利した。 前節ソニー仙台FCに逆転負けを喫した2試合未勝利の12位マルヤスと、前節のクリアソン新宿戦が悪天…

15日、日本フットボールリーグ(JFL)第16節ラストゲームのFCマルヤス岡崎vsブリオベッカ浦安が行われ、アウェイ浦安が1-2で勝利した。

前節ソニー仙台FCに逆転負けを喫した2試合未勝利の12位マルヤスと、前節のクリアソン新宿戦が悪天候で延期となった13位浦安。

よって試合の消化数が異なるが、浦安が勝てば両者の順位は入れ替わるという一戦に。

浦安は新宿戦を除いた直近4試合において、首位・高知ユナイテッドSCにPK1発で敗れた以外は全て勝利と、昨季同様、“最下位からの上昇気流”を描いている最中だ。

マルヤスに前回対戦で敗れているなか、立ち上がりから攻勢をかけ、6分にはレフティー若杉好輝の直接FKがクロスバーを叩くシーンも。

14分には、若杉の右足クロスに184cmFW東駿が打点の高いヘディング。今季東京23FCから加入した2人でゴールに迫るが、枠を捉えず。

なおも攻勢の浦安は31分に先制。上松瑛の左足クロスをファーで峯勇斗が折り返し、ゴール前で東がダイビングヘッドを叩き込んだ。

マルヤスはほぼファーストチャンスで同点に。39分、ハーフスペースで縦パスを引き出した岡部拓実が、ワンタッチで前線へ浮き玉パス。

最終ラインの背後へ抜け出した加藤隼登は落ち着いて左足シュートを流し込む。コンパクトな[5-4-1]で守る浦安を巧みに崩した1点だ。

後半に入ると浦安はリーグ屈指のドリブラー・村越健太を投入。ピッチ脇から大声を張り上げる都並敏史監督の執念が実ったか、村越が待望の勝ち越し点を挙げる。

79分、浦安はカウンターから峯が右サイドをスプリントし、目一杯DFの視線を引きつけた上でゴール前へラストパス。フリーで走り込んだ村越が右足シュートをゴール右上へ突き刺した。

後半ATに峯が一発レッドを喰らった浦安だが、村越のゴールが決勝点となって勝ち点「3」。マルヤスをかわして12位浮上、中断期間前最後の一戦となる次節は沖縄SVと対戦する。

◇6月以降の浦安

第10節 vs ヴェルスパ大分(A) 2△2

第11節 vs レイラック滋賀(H) 2◯1

第12節 vs FCティアモ枚方(A) 4◯1

第13節 vs ミネベアミツミFC(H) 2◯1

第14節 vs 高知ユナイテッドSC(A) 0●1

第15節 vs クリアソン新宿(H) 延期

第16節 vs FCマルヤス岡崎(A) 2◯1

◆第16節

7月15日(月)

FCマルヤス岡崎 1-2 ブリオベッカ浦安

7月13日(土)

ヴィアティン三重 0-1 高知ユナイテッドSC

栃木シティ 1-0 レイラック滋賀

沖縄SV 3-1 クリアソン新宿

7月14日(日)

横河武蔵野FC 2-2 FCティアモ枚方

ソニー仙台FC 1-0 Honda FC

ラインメール青森 1-0 ミネベアミツミFC

アトレチコ鈴鹿 0-1 ヴェルスパ大分

◆順位表

1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点40 | +19

2位 栃木シティ | 勝ち点30 | +9

3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6

4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +2

5位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +6

6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点24 | ±0

7位 Honda FC | 勝ち点23 | +4

8位 沖縄SV | 勝ち点23 | +2

9位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +6

10位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -2

11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +1

12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点17 | -2

13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -4

14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -12

15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17

16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -18