古江彩佳がメジャー「アムンディ エビアン選手権」で優勝。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美・会長が15日、祝福のコメントを寄せた。 メジャー昇格前の1997年に大会を制しているだけに、「米国メジャー、エビアンでの優勝、おめで…

古江彩佳の偉業を小林浩美・会長も称賛した

古江彩佳がメジャー「アムンディ エビアン選手権」で優勝。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美・会長が15日、祝福のコメントを寄せた。

メジャー昇格前の1997年に大会を制しているだけに、「米国メジャー、エビアンでの優勝、おめでとうございます! 素晴らしいイーグル(最終18番)に鳥肌が立ちました。エビアンは特にグリーンの芝目が強く、そこの読みがパッティングに影響します」と過去の記憶もたどり偉業を称えた。

「世界中の強い選手が凌ぎを削って戦う中で、これまでの日米の経験が合わさって、メジャー優勝の栄誉を勝ち取ったと感じます。とても誇りに思います」と歓喜した。

日本勢として初めてメジャー「全米女子プロ」(1977年)を制した樋口久子・JLPGA会長顧問も「持ち前のショットの精度、パッティングのうまさに加え、ここぞという時の集中力がとにかくすごいと感じます」と称賛した。

2021年の東京五輪、8月に開幕するパリ五輪の日本代表の座を直前で逃した古江に「心中をおもんばかると、本当に残念だったと思います。海外でプレーし、しかも試合ではトップ10の常連選手。ここまで、自分が思うようなプレーができず結局、4年に1度のチャンスを2回連続で逃してしまった。プライドが許さなかったでしょう。ただ、今回はそんなモヤモヤが吹っ切れた様子。今回のメジャー優勝を期に、今後も優勝を重ねるでしょう。勝てるプレーヤーです、古江さんは」とこれからの活躍にも期待した。