イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ユーロ2024を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 14日、ユーロ2024決勝が行われ、イングランド代表はスペイン代表と対戦した。 2021年の前回大会も決勝まで進んだが、イタリア代…

イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、ユーロ2024を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

14日、ユーロ2024決勝が行われ、イングランド代表はスペイン代表と対戦した。

2021年の前回大会も決勝まで進んだが、イタリア代表の前に優勝を逃したイングランド。サウスゲイト監督にとっては2度目の挑戦となり、悲願のユーロ制覇を望む中、最多4度目の優勝を目指すスペインと対戦した。

試合は互いにゴールへの圧力をかけていく中、スペインが優勢に試合を進めるもイングランドはしっかりと守りゴールレスで前半を終える。すると後半早々に失点。嫌な空気が流れたが、73分にブカヨ・サカの仕掛けから最後はコール・パーマーがミドルシュートをねじ込んで同点とする。

一進一退の攻防が続く中、スペインは86分にミケル・オヤルサバルのゴールで勝ち越し。イングランドはまたしても決勝で敗れ、2大会連続の準優勝に終わってしまった。

試合後、失意のサウスゲイト監督は、優勝したスペインを称え、自分たちの戦い方を反省。スペインのプレスにしてやられたとした。

「まずは、スペイン代表を祝福したい。彼らは今大会で最高のチームだと思っていたし、今夜はより良いチームだった」

「我々の最大の問題は、ボールをうまく使えなかったことだ。前半はチームとして非常に良く守ったが、ボールを奪った時、相手のカウンタープレスをうまく切り抜けられなかった」

「後半はとにかく疲れ始めていたため、ボールを上手くキープできないと負担が大きくなり過ぎてしまう。結局、それが彼らにチャンスが巡ってきた理由だろう」

今大会のチームは若手選手が多くいる中、将来への期待を口に。今は辛いが立ち直ることになるとした。

「彼らは過去8年間で2回の決勝と1回の準決勝に進出している。これから6〜8年は活躍する若い選手がたくさんいる。現時点では彼らにとって辛いことだが、立ち直れない理由はない」

そして準優勝に終わった今大会を総括。優勝するにはまだ力が足りないとした。

「この大会は素晴らしい経験だった。決勝で歴史を作るチャンスを得られたことは、またしても大きな権利だったが、我々はまだそこには至っていないということだった」

【動画】2大会連続の決勝も、またしても涙のイングランド…決勝スペイン戦

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