【MLB】タイガース 4-3 ドジャース(7月14日・日本時間15日/デトロイト)  ドジャースの大谷翔平投手とタイガースの前田健太投手による日本人対決が実現した。日本時間の深夜に行われた注目のシーンは、108.5マイル(約174.6キロ…

 【MLB】タイガース 4-3 ドジャース(7月14日・日本時間15日/デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手とタイガースの前田健太投手による日本人対決が実現した。日本時間の深夜に行われた注目のシーンは、108.5マイル(約174.6キロ)のショート強襲ヒットで大谷に軍配。一方で前田も3回2/3を投げ無失点、5奪三振、被安打1と完璧な投球を見せて、日本のファンが大興奮となった。  

【映像】大谷、マエケンから爆速ヒット

 3-1とドジャースが2点リードで迎えた5回表、2死走者なしの場面で大谷にこの試合3度目の打席が回ってきた。マウンドの前田とは今シーズン初の顔合わせだったが、カウント2ボール1ストライクからの3球目を強振。打球に角度はつかなかったものの鋭いあたりはショートを強襲。打球が転々とする間に大谷は一塁を駆け抜け、内野安打となった。

 MLB公式データサイト『Baseball savant』によると打球速度は時速108.5マイル(約174.6キロ)で、まさに火の出るようなあたりで前田との対決を制した。

 この試合は日本時間深夜2時40分のプレーボールだったにも関わらず、SNS上では「打球速いからなせるヒット」「大谷さんナイスバッティング!マエケンさんもファイトです」「マエケン明らかに大谷さんの時だけ力入ってたな」「見たかった大谷さんvsマエケン」「マエケンも応援してます!」などと両選手へのコメントが多く見られた。

 7月9日(日本時間7月10日)の先発登板で打ち込まれ配置転換となった前田は、この試合が中継ぎとしての初登板。そのなかで3回2/3を投げ無失点、5奪三振、被安打1とほぼ完ぺきな内容だったが、大谷がそれを上回った格好だ。

 追加点が欲しい場面で役割を果たした大谷だったが、なんと次打者の打席中に盗塁失敗。得点に結びつけることはできなかった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)