イングランド1部プレミアリーグのクリスタル・パレスが、新シーズンのアウェイユニフォームを発表し、新加入したサッカー日本代表MF鎌田大地をモデルに起用した写真が話題になった。  鎌田の加入決定以降、クラブの公式SNS上で鎌田の練習風景やチー…

 イングランド1部プレミアリーグのクリスタル・パレスが、新シーズンのアウェイユニフォームを発表し、新加入したサッカー日本代表MF鎌田大地をモデルに起用した写真が話題になった。

 鎌田の加入決定以降、クラブの公式SNS上で鎌田の練習風景やチームメイトとの交流シーンなどが公開され、クリスタル・パレスへの日本人ファンの注目が高まっている。先日は赤青ストライプに鷲柄を組み合わせたホーム用ユニフォームが発表され、鎌田が着用する姿がお披露目されたばかりだが、今度はアウェイ用のユニフォームが公開された。

 昨季のアウェイ用は白ベースに水色ラインが入ったデザインだったが、2024-25シーズンはこれを一新。2021-22シーズン以来となる「黄色」をベース色に採用し、全面に同色系でクラブの象徴である鷲を大きく描いたデザインとなっており、胸スポンサーとクラブエンブレムは青色。首元と袖口にも青ラインが入った。

 色鮮やかでオリジナリティもあるユニフォームだが、鎌田が着用した写真が公開されると、次のようなコメントが寄せられた。

「いい笑顔じゃねえか」
「新シーズンはパレスが黄色なのね〜」
シントトロイデンかと思た」
「クリスタルパレスのアウェイユニ、“にしたん”が胸にないシント・トロイデンじゃん」
「黄色で鳥はもうシントトロイデンだし、つまり鎌田が覚醒するってことだな。」

■2018−19シーズン以来の「イエロー鎌田」

 1996年8月5日生まれの鎌田は、東山高校から2015年にサガン鳥栖に入団してプロ1年目からスタメンとして活躍し、2017年夏にドイツ・フランクフルトに移籍したが、思うような結果を残せずに構想外となった。そこから2018年夏にレンタル移籍した先がベルギーのシントトロイデンであり、そこで黄色のユニフォームを着用して大活躍してフランクフルトに呼び戻されることになった。その“再起のイエロー”は、セリエAを1年で後にしてプレミアリーグに参戦することが決まった現在の鎌田の心境とリンクする。

 クリスタル・パレスは2013-14シーズン以降はプレミアリーグで戦い続けおり、昨季途中から指揮を執るオリバー・グラスナー監督のもと、新たに鎌田の他、モロッコ代表DFシャディ・リアドの獲得に成功し、さらなる戦力補強に意欲的だ。果たして飛躍のシーズンになるのか。ホーム用の「青赤」の姿とともに、再び「黄色」を身に纏った鎌田の活躍が期待される。

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