◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(14日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71) 渋野日向子が古江彩佳のメジャー初優勝を祝福した。インから出て「69」で回った最終日は、通算2アンダーの51位…

古江彩佳(右)のメジャー初優勝を渋野日向子も祝福した

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(14日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

渋野日向子古江彩佳のメジャー初優勝を祝福した。インから出て「69」で回った最終日は、通算2アンダーの51位でホールアウトした後にいったん近隣の宿舎へ。インターネットの情報で快挙を知り、「シビれました。えぐい。ヤバいと思って」コースに戻ってきた。

2学年下の古江とは、2021年末に行われた最終予選会を通過した米女子ツアーの同期にあたる。渋野は「“えってぃ”(古江のニックネーム)は実力がスゴイ。一年を通しての安定感があって、いつ勝ってもおかしくない状況だった。メジャーで勝つというのは本当に実力があるからこそできること。自分も頑張らなきゃと思わされました」と快挙を手放しで喜んだ。

自身は2019年「AIG女子オープン」(全英女子)のチャンピオンだが、今大会が今季9回目のトップ10入りだった古江を「ショット力もパターもアプローチも、総合的にレベルが高すぎる」と絶賛。

「全米(女子オープン)を勝った(笹生)もそうですけど、ここまで(高いレベルで)安定してゴルフができるのは、うらやましいという言い方もおかしいですけど、ゴルファーが目指すべきところ。それをやっているのが“えってぃ”」と尊敬のまなざしを向けた。

渋野は次週、米オハイオ州に渡り「Danaオープン for チルドレン」(ハイランドメドウズGC)に出場する。次のメジャーは8月にスコットランド・セントアンドリュースで行われる「AIG女子オープン」。歴代女王としてゴルフの聖地に乗り込む。(フランス・エビアン)