◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 3日目(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71) フランスと言えば、もうすぐ始まる「パリ五輪」でしょ! 国を挙げてのお祭りムードを期待していったら、降り立った…

湖の対岸はスイス

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 3日目(13日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

フランスと言えば、もうすぐ始まる「パリ五輪」でしょ! 国を挙げてのお祭りムードを期待していったら、降り立ったのはジュネーブ空港。あれ、ジュネーブってスイスでは…? フランスに土地勘のない筆者、エビアンがめちゃくちゃスイス寄りだって、行くまで知りませんでした。

スイスの左端に食い込む形であるのが、今回の会場があるエビアン=レ=バン。ジュネーブ空港から車で1時間、「ここからフランスだよ!」みたいなのもなく、国境はよくわからない間に越えていました。パリとの距離はグーグルマップによるとだいたい500㎞強、東京―大阪間より100km遠いくらいでしょうか。

ゴルフ競技のオブジェ

オリンピックっぽいものないかな~と、宿の周りを2時間くらい歩き回ってやっと見つけたのが、それっぽい横断幕。Googleカメラで翻訳にかけると『エビアン、炎のエネルギー』。なんのこっちゃ。どうやら聖火ランナーが6月23日にエビアン市内を走ったらしい。調べてみたら、五輪開催を記念して競技を模した13体の巨大オブジェを作ったとのこと。あ、確かに。宿の近くにもスイングしているオブジェ、ありました。

エビアンオフィシャルショップを発見

「五輪やりま~す!」な雰囲気はほとんどありませんが、エビアンは自然と水に恵まれたリゾート地で、いろんなアクティビティに力を入れている、らしい(フランス大使館さまより)。ゴルフだけでなく、街を歩いているとマリンスポーツ、卓球、ヨガ、さらには柔道や合気道のスクールまで発見。本大会のスポンサー、ミネラルウォーターの「エビアン」もいろんなスポーツをサポートしているとあって、街にはスポーツ用品を扱うオフィシャルショップもありました。

小さな街に、今週は41人のオリンピアンが集結。500㎞以上離れた五輪は、もう3週間後に迫っています。(フランス・エビアン/谷口愛純)