MLBドラフトリーグのトレントン・サンダーの最終戦 MLBドラフトリーグのトレントン・サンダーでプレーする佐々木麟太郎内野手は13日(日本時間14日)、ステート・カレッジスパイクス戦に「1番・一塁」で先発出場。4打数1安打2四球2三振で、自…

MLBドラフトリーグのトレントン・サンダーの最終戦

 MLBドラフトリーグのトレントン・サンダーでプレーする佐々木麟太郎内野手は13日(日本時間14日)、ステート・カレッジスパイクス戦に「1番・一塁」で先発出場。4打数1安打2四球2三振で、自身の出場“最終戦”を終えた。前半戦に放った4本塁打はリーグ2位タイだった。

 佐々木はこの日、第1、第2打席とも三振に打ち取られたが、第3打席で四球を選び、先頭打者で迎えた8回の第4打席に二塁打。9回1死満塁の第5打席はフルカウントから押し出し四球をもぎ取った。この日が同リーグの前期最終戦。佐々木の参戦予定は13日(同14日)までで、通算26試合に出場して打率.221、OPS.782、チーム最多&リーグ2位タイの4本塁打を記録した。

 MLBドラフトリーグはドラフト候補やMLBとの契約を目指す若手が一堂に会す登竜門。佐々木は6月26日(同27日)から30日(同7月1日)までの5試合で打率.353、1本塁打、2打点、6得点、OPS1.029を記録し、チーム内の週間MVPを受賞。2日(同3日)には満塁本塁打を記録した。

 MLB公式でも特集記事が掲載されるなど、日米から大きな注目を集める期待のスラッガーは、リーグ2位の本塁打数とパワーを発揮。一方で打率.221、27三振と課題も残したが、佐々木より年齢の上の選手が多く集まる中で実力を示したことは間違いない。

 岩手・花巻東高時代には高校通算140本塁打をマーク。日本プロ野球のドラフト上位候補として名前が挙がっていたが、プロ野球志望届を提出せずに米国留学を決め、今秋のスタンフォード大への進学が予定されている。(Full-Count編集部)