山本祐大は打率.319、リーグトップの盗塁阻止率.455 前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新。大ブレークを果たしているDeNAの山本祐大捕手の“急成長”に…

山本祐大は打率.319、リーグトップの盗塁阻止率.455

 前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新。大ブレークを果たしているDeNAの山本祐大捕手の“急成長”に「僕は彼の監督をやっていたけれど、あそこまで良くなると思ってなかったからね。強い肩も持っているしね」と驚きの言葉を口にした。

 山本は2017年ドラフト9位でBCリーグ・滋賀から入団。2016年から2020年まで監督を務めたラミレス氏とは3年間ともに戦った。とはいえ当時はまだ下積み段階で、1軍では2018年に2試合、2019年に13試合、2020年に2試合に出場しただけだった。

 それが昨季、自慢の強肩を武器に71試合に出場して打率.277と飛躍の足掛かりをつくると、今季ここまで100打席以上立っている捕手ではリーグトップの打率.319と大ブレーク。盗塁阻止率も同トップの.455で、オールスターにファン投票、選手間投票でいずれも1位で初選出された。

 チームでは、2022年ドラフト1位の松尾汐恩捕手が2軍で打率.320と、こちらも成長を見せている。ラミレス氏は「(松尾は)本当にすごいよね。パワーもあるし打席では雰囲気ある。配球の戦略も結構いいよ。ただ山本祐大はすごくいいから球団はどうするか。2つの見方があって、松尾はドラフト1位なので使っていかないといけない。一方の山本はBCリーグから下位で入ってレギュラーをつかんでいる。これは本当にすごい。三浦監督にとってはうれしい悩みの種だよね」と分析した。(Full-Count編集部)