【MLB】タイガース - ドジャース(7月13日・日本時間14日/デトロイト)  ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席に29号ソロホームランを放ち、日本人選手として初のメジャー通算200号を達成した。6試合ぶり…

【MLB】タイガース - ドジャース(7月13日・日本時間14日/デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。5回の第3打席に29号ソロホームランを放ち、日本人選手として初のメジャー通算200号を達成した。6試合ぶりの一発で4年連続の年間30本塁打にも王手をかけた一発に敵地からも大きな歓声があがった。

【映像】圧巻のメジャー通算200号

 打ったのはチェンジアップ。敵地のライトスタンドへ飛び込む、打球速度107.8マイル(約173.5キロ)、飛距離373フィート(約113.7メートル)の一打だった。

 大谷は6日(日本時間7日)の試合で、30歳初アーチとなる4戦ぶり今季28号ソロを記録。飛距離430フィート(約131メートル)に達した特大の一発を放ったが、以降5試合ノーアーチが続いた。また、昨日13日(同14日)の試合でナ・リーグ本塁打数2位のマルセル・オズナ(ブレーブス)が1試合2発の25号・26号を放つなど、一時は5本差以上で独走していた本塁打王争いでも猛追されていた。

 昨日、前半戦ラストとなる3連戦の初日は5打数1安打だったが、9回に迎えた5打席目に、もう少しでホームランかという値千金の決勝タイムリーでシーズン自己最多タイ・今季11度目の勝利打点をあげ、チームの逆転勝利に貢献。そうしたなかで今日は6試合ぶりとなる待望の一発が飛び出し、節目の記録を達成した。

 大谷は2021年から3年連続でシーズン30本塁打以上(2021年=46本、22年=34本、23年=44本)を達成しており、これで4年連続30号にも王手。

 これまでのメジャーリーガーでは松井秀喜が通算175本塁打、イチローが同117本塁打を記録しているが、日本人選手として前人未踏の快挙をまた一つ成し遂げた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)