13日、日本フットボールリーグ(JFL)第16節の3試合が各地で行われた。今節残りの5試合は14日と15日に行われる。 ◇V三重 0-1 高知 首位・高知ユナイテッドSCと3位・ヴィアティン三重による、6試合無敗どうしの上位対決は、アウ…

13日、日本フットボールリーグ(JFL)第16節の3試合が各地で行われた。今節残りの5試合は14日と15日に行われる。

◇V三重 0-1 高知

首位・高知ユナイテッドSCと3位・ヴィアティン三重による、6試合無敗どうしの上位対決は、アウェイ三重に乗り込んだ高知に軍配。

63分に3枚替えを敢行した高知。

入った1人は今季6得点中5得点が途中出場からというFW小林心。23歳のストライカーは0-0で迎えた85分、オープンな展開から相手の中途半端なクリアを拾ったMF上月翔聖の浮き玉に走り、GKとの一対一を冷静に沈めた。

やはり、終盤の勝負強さも高知が現JFLで最強たる所以か。“アウェイで0-1”という最少スコアで勝ち切った高知は2試合ぶりの白星となり、今節は2位・栃木シティがレイラック滋賀を撃破も、勝ち点「10」差を詰めさせなかった。

◇沖縄 3-1 新宿

16チーム中15位のクリアソン新宿は、前節のブリオベッカ浦安戦が悪天候で中止・延期となったなか、アウェイで10位・沖縄SVと対戦し、痛恨の逆転負けだ。

新宿は23分、敵陣左サイドでFKを得ると、キッカーはレフティーのMF中山雄登。アウトスイングの低いクロスを入れ、ゴール前の混戦をすり抜けて直接ゴールへ吸い込まれた。

しかし48分、MF大崎淳矢の足裏タックルによる2枚目警告で新宿は数的不利に。66分、72分の被弾で逆転され、最後は87分、FW小池純輝のクリアミスがオウンゴールとなった。

これにより、延期となった浦安戦を除いても5試合未勝利に。最下位のミネベアミツミFCが今節(14日)勝利なら、新宿は最下位転落だ。一方、勝利した沖縄は5月19日の第9節・ソニー仙台FC戦以来となる勝ち点「3」だ。

◆第16節

7月13日(土)

ヴィアティン三重 0-1 高知ユナイテッドSC

栃木シティ 1-0 レイラック滋賀

沖縄SV 3-1 クリアソン新宿

7月14日(日)

ラインメール青森 vs ミネベアミツミFC

アトレチコ鈴鹿 vs ヴェルスパ大分

横河武蔵野FC vs FCティアモ枚方

ソニー仙台FC vs Honda FC

7月15日(月)

FCマルヤス岡崎 vs ブリオベッカ浦安

◆順位表(暫定)

1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点40 | +19

2位 栃木シティ | 勝ち点30 | +9

3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6

4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +2

5位 Honda FC | 勝ち点23 | +5

6位 沖縄SV | 勝ち点23 | +2

7位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7

8位 ラインメール青森 | 勝ち点22 | +5

9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1

10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +2

11位 ソニー仙台FC | 勝ち点18 | -3

12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -3

13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3

14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12

15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17

16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17