【MLB】タイガース 3-4 ドジャース(7月12日・日本時間13日/デトロイト)            【映像】大谷、ホームラン未遂の勝ち越し逆転タイムリー             ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でタイガース戦に…

【MLB】タイガース 3-4 ドジャース(7月12日・日本時間13日/デトロイト)           

【映像】大谷、ホームラン未遂の勝ち越し逆転タイムリー           

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でタイガース戦に先発出場した。同点で迎えた9回にはセンターへタイムリーとなるエンタイトルツーベースを放つなど、5打数1安打1三振で、2試合、10打席ぶりのヒットを放っている。ドジャースは大谷のタイムリーが決勝打となり連敗を4で止めた。

 大谷は前日11日(日本時間12日)のフィリーズ戦で「1番・DH」で出場し、4打数無安打に終わり、日本人初の5試合連続盗塁も達成とはならなかった。ここまでシーズンを通して357打数、112安打、66打点、28本塁打、22盗塁、打率.314の成績を残しており、4試合足踏みが続いているMLB通算200号達成に期待がかかる。

 この日はタイガースの左腕・スクーバルと対戦。ここまで18試合登板して10勝3敗、防御率2.37の成績でサイ・ヤング賞の候補に挙げられている。

 注目の第1打席はカウント2-2から5球目のシンカーを捉える。左方向に流し打つバッティングを見せたが、三遊間のど真ん中に守っていたサードの守備範囲内に飛んでしまいアウトとなった。

 3点を追いかける3回の第2打席は2死一塁でバッターボックスへ。2球続けてアウトハイへ投じられたボールに手が出ず簡単に2ストライクに追い込まれると、3球目のアウトローへのスライダーはゾーンに入っていたもののボールの判定に。助かった大谷だったが、5球目のスライダーを打ち損じてセンターフライに倒れている。

 5回の第3打席は、2死ランナーなしの状況で迎えると、カウント1-1から3球目を流し撃ったが、レフトフライに倒れた。ピッチャーが変わって迎えた8回の第4打席は1死ランナーなしの状況で、カウント2-2から外のチェンジアップにバットが空を切った。

 迎えた9回は、2死一、三塁のチャンスで大谷が第5打席を迎える。すると1ボールから2球目をハードヒットする。大谷はホームランを確信したような表情を見せたが、時速107.3マイル(約172.6キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の一打は、バウンドしてからフェンスを越えるエンタイトルツーベースとなった。

 この一打が決勝打となり、大谷の活躍によりドジャースが4試合ぶりの白星を手にしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)(a)aflo