ルーキーリーグ24試合で打率.220、4本塁打、16打点 スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手について、MLB公式サイトが特集記事を掲載した。「日本の高校野球の本塁打王、オオタニのコーチの息子、そしてパイオニア」として、ここまでML…

ルーキーリーグ24試合で打率.220、4本塁打、16打点

 スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手について、MLB公式サイトが特集記事を掲載した。「日本の高校野球の本塁打王、オオタニのコーチの息子、そしてパイオニア」として、ここまでMLBドラフトリーグで4本塁打の19歳について分析している。

 花巻東高時代に歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、ドラフト上位候補として名前が挙がりながらも、プロ志望届を出さずに米国留学を決めていた。

 同サイトは「ドラフトリーグでの成功を期待されている。(4本塁打のうち)数本は特大弾だ。米国のデビュー戦でムーンショットの一撃を放ち、米国野球殿堂博物館はそのときに使用したバットを寄贈するよう要請した。数週間後、(米国で)初めての満塁弾を放った」と説明した。

 日本時間13日の試合前時点で、佐々木の平均打球初速は92.1マイル(約148.2メートル)。「これはドラフトリーグで1位タイの数値であり、メジャーでも上位に値する数値だ。また今シーズン(ドラフトリーグで)マークされた打球初速上位5本のうち、2本は彼によって打たれた」と打撃を絶賛する。

「日本で本塁打を量産した功績を考慮すると、ドラフトリーグでの成績に驚きはない。しかしこの19歳は日本で対戦した投手と比べて速い球や、より多彩な球種に対処しなければいけない。彼がドラフトリーグに参加した理由の1つだ」

 ブライス・ハーパーやカイル・シュワーバーのプレースタイルに憧れていることや、小さい頃は大谷翔平はもちろんのこと、デビット・オルティスやバリー・ボンズにも憧れていたことを紹介。ここまで24試合で打率.220、4本塁打、16打点。米国でも注目を集める佐々木は、どこまで成長を続けていくのだろうか。(Full-Count編集部)