延長11回2死一、三塁から登板した山本拓は甲斐を空振り三振でピンチ脱出■ソフトバンク 5ー4 日本ハム(12日・エスコンフィールド) 日本ハムの山本拓実投手が、12日にエスコンフィールドで行われたソフトバンク戦で今季初ホールドを挙げた。延長…

延長11回2死一、三塁から登板した山本拓は甲斐を空振り三振でピンチ脱出

■ソフトバンク 5ー4 日本ハム(12日・エスコンフィールド)

 日本ハムの山本拓実投手が、12日にエスコンフィールドで行われたソフトバンク戦で今季初ホールドを挙げた。延長11回2死一、三塁の痺れる場面で登板し、シンカーで空振り三振。わずか3球で火消しに成功し、ファンも「日本で高速シンカー投げられるピッチャー貴重だしストレート強っ」「最後の球完璧すぎる!」「ハムに来てくれてありがとうな」と大興奮だ。

 打席に甲斐を迎えた山本拓は、身長167センチの体を目いっぱい使った力強い直球でわずか2球で追い込む。最後は144キロのシンカーで空振りを奪うと、雄叫びを上げた。甲斐は右膝をついたまま、しばし呆然とするしかなかった。

 昨年6月にトレードで加入。中日では昨季の防御率5.54だったが、移籍後は主に救援として26試合の登板で防御率1.50と存在感を示し、今季は開幕1軍を勝ち取った。4月に抹消こそ味わったが、ここまで16試合で防御率2.70。6月は7試合で無失点など安定感を増している。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「ホントここは痺れた!」「いい決め球持ってるわ」「気持ちが強い男。頼もしい」「吠えてるのめちゃくちゃかっこよかった!」「本当に最高のピッチングでした」「いやー、山本いいよね」などといったコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)