ラツィオは12日、イタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)がベシクタシュに移籍したことを発表した。 2016年にセビージャから加入して以降、ラツィオのエースとして通算340試合207ゴールを記録し、3度のセリエA得点王にも輝いたレジェ…

ラツィオは12日、イタリア代表FWチーロ・インモービレ(34)がベシクタシュに移籍したことを発表した。

2016年にセビージャから加入して以降、ラツィオのエースとして通算340試合207ゴールを記録し、3度のセリエA得点王にも輝いたレジェンドのインモービレ。

ラツィオとの契約は2026年まで残っていたが、昨季の不調、クラウディオ・ロティート会長との問題もあり、今夏のタイミングで移籍を決断するに至った。

空港でイタリア『スカイ』のインタビューを受けたインモービレは「この8年間は素晴らしかった。特別な旅だったが、全ての偉大な物語と同じようにこの旅も終わりを迎えたんだ。ラツィアーレは素晴らしかった。彼らは僕に全てを与えてくれた。この決断は極めて冷静に下されたものだ。誰のせいでもないよ。ラツィオは若いチームになるけどマルコ・バローニ監督の下、とても意欲的だ。トルコから応援しているよ」とエールを送った。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、インモービレは年俸600万ユーロ(約10億4000万円)の2年契約+1年の延長オプションという条件で個人間合意。さらに、クラブ間では移籍金300万ユーロ(約5億2000万円)程度の条件で合意に至ったとのことだ。