GIを2勝したワールドプレミアの半妹となるマンデヴィラ(牝4、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜小倉10Rの不知火特別(3歳上・2勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。  マンデヴィラは父リアルスティール、母マンデラ、母の父Acatenang…

 GIを2勝したワールドプレミアの半妹となるマンデヴィラ(牝4、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜小倉10Rの不知火特別(3歳上・2勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。

 マンデヴィラは父リアルスティール、母マンデラ、母の父Acatenangoの血統。母は03年の独オークスの3着馬。半兄のワールドプレミアは19年の菊花賞と21年の天皇賞(春)の勝ち馬。同じくワールドエースは12年のきさらぎ賞と14年のマイラーズC、ヴェルトライゼンデは22年の鳴尾記念と23年の日経新春杯を制している。

 ここまで6戦2勝。昨年2月の未勝利(阪神芝1800m)で初勝利。その後は2度の休養を挟みながら、前走の1勝クラス(新潟芝1800m)で2勝目を手にした。まだまだ兄と比べるのはかわいそうだが、この馬なりに力をつけていることは間違いない。

 このきょうだいは牡馬が走る一方、牝馬はJRAでデビューした6頭のうち、3頭が未勝利。マンデヴィラとショショローザの2勝が最高と、物足りない成績に終わっている。ここでマンデヴィラが「牝馬単独トップ」の3勝目を挙げることができるか。今後を占う一戦となることは間違いない。