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【MLB】フィリーズ4-3ドジャース(7月10日・日本時間11日/フィラデルフィア)

【映像】ショウヘイスマイル炸裂!タイムリーに満面の"にこっ"

 ドジャースの大谷翔平投手が、プレーオフ前哨戦と謳われたフィリーズ戦に「1番・DH」で出場。5回の第3打席では3試合ぶりとなる34回目のマルチ安打で3試合ぶりの打点を記録。塁上では満面の笑みを見せるなどファンを虜にした。

 ナ・リーグ西地区で首位を走るドジャースが、同じくナ・リーグの東地区で首位に立つフィリーズと敵地で対戦した。プレーオフの前哨戦とも言える注目の一戦で大谷は初回からエンジン全開となった。

 この日のフィリーズ先発は6月の月間MVPに選出されたサンチェス。シンカーを得意とする左腕との対戦で、大谷は初球のシンカーを捉えると、引っ張ったあたりは打球速度は92.5マイル(約148.9キロ)で一、二塁間を破る火の出るような爆速ヒットに。4試合連続安打を記録した。

 さらに大谷は2死から二盗を成功させる。こちらも4試合連続盗塁となり、これはイチロー、松井稼頭央に並ぶ日本人最長記録となった。

 3回2死ランナーなしで迎えた第2打席はフルカウントまで持ち込み、6球目のシンカーを引っ掛ける。快足を飛ばして一塁を駆け抜けたが惜しくもアウトとなった。

 迎えた5回の第3打席に注目のシーンを迎える。1死一、三塁と得点圏にランナーを置いて打席に入った大谷は、1ストライクから2球目のシンカーを上手く捉える。打球はセンターから左に飛ぶ流し打ちのような形で、タイムリーヒットとなった。3試合ぶり今季34度目のマルチ安打に加え、3試合ぶりの打点を挙げた大谷は、一塁上でにっこり。ファンたちも「大谷さんの笑顔に救われる」「いい笑顔やわ」「ニコ谷さん!」「打点もついていい表情」と反応した。

 2点を追いかける7回の第4打席も1死一、三塁のチャンスで打席にたったが、ここはスライダーにバットが空を切ると、敵地のフィリーズファンは総立ちとなった。

 この日の大谷は4打数、2安打、1三振、1打点で打率.317。ドジャースの試合終了時点で打率はブリュワーズのイエリチに次いでナ・リーグ2位、ホームラン28本はブレーブスに5本差をつけて1位、打点は7点差の3位となっている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)