コリンチャンスは10日、アルゼンチン人指揮官のラモン・ディアス氏(64)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2025年12月31日までとなる。 昨シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを13位で終え、2024シーズンも…

コリンチャンスは10日、アルゼンチン人指揮官のラモン・ディアス氏(64)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2025年12月31日までとなる。

昨シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを13位で終え、2024シーズンも開幕から不安定な戦いを続けるコリンチャンス。リーグ戦では13試合消化時点で2勝6分け7敗の17位に低迷すると、2日にはアントニオ・オリベイラ監督を解任していた。

その後任としてクラブは、“Jリーグ初代得点王”のディアス氏に白羽の矢を立てた。

1995年に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)で現役を退いた元アルゼンチン代表FWは、リーベル・プレートやサン・ロレンソ、パラグアイ代表、アル・ヒラル、アル・イテハド、ピラミッドFC、アル・ナスルなど母国アルゼンチンをはじめアメリカやヨーロッパ、アジア、アフリカのさまざまなクラブで監督を歴任。

直近では2023年7月からヴァスコ・ダ・ガマの監督を務め、昨シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは15位フィニッシュも、カンピオナート・カリオカではチームをベスト4に導いた。今シーズンは開幕戦こそ勝利したが、その後3連敗を喫すると、4月28日に成績不振で解任されていた。