【UEFA EURO 2024】オランダ代表 1-2 イングランド代表(日本時間7月11日/BVBシュタディオン・ドルトムント) 【映像】角度のない位置からノールック反転ゴール炸裂の瞬間  イングランドが2大会連続のEURO決勝へ勝ち進んだ…

【UEFA EURO 2024】オランダ代表 1-2 イングランド代表(日本時間7月11日/BVBシュタディオン・ドルトムント)

【映像】角度のない位置からノールック反転ゴール炸裂の瞬間

 イングランドが2大会連続のEURO決勝へ勝ち進んだ。途中出場のオリー・ワトキンスが試合終了間際の90分に奇跡の逆転弾を叩き込む劇的展開にファンも大興奮だった。

 衝撃の瞬間は1-1で迎えた90分に訪れた。右サイドでボールを受けたMFコール・パーマーがタメを作りながら左足でスルーパスを送る。

 このボールに反応したのがワトキンスだった。抜け出してボックス内で相手を背負いながらトラップすると、ゴールを背にした状態から身体を捻って右足を振り抜く。ほとんど角度がなかったものの、確実にミートした強烈な反転シュートが左の逆サイドネットを揺らした。

 解説を務めた槙野智章氏は「途中出場の2人で完結してるんですよね」「パーマーのパスも素晴らしかったけれどもこの反転からのシュート、これはすごかった。(ゴールを)見てないですからね一度も」「これぞストライカーって感じですよね。ボールの蹴り方もですけど、キーパーの位置・ゴールの位置って感覚(で捉えた)ですかね」とエース・ケインに代わって出場したストライカーによる研ぎ澄まされた一撃を褒め称えた。

 SNSでは「この時間にあの角度から決めるなんて」「スーパーゴール過ぎる!」「角度なさすぎ」とゴールへの称賛とともに「交代選手がズバリ過ぎた」何気に監督の采配功を奏してる」「イングランド覚醒したかも」「ここまできたら優勝して」とここまで苦戦続きで批判も多かったイングランド代表チームへ期待を寄せる声が多く挙がった。

 試合はこのまま終了。今季プレミアリーグ19ゴールを奪い、アストン・ヴィラのチャンピオンズリーグ進出の立役者となった男の逆転弾で勝利したイングランド代表が2大会連続の決勝進出。スペイン代表と激突する。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)