元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)の去就がフランス行きに傾くようだ。 恋人に対する強姦と暴行容疑による逮捕から、マンチェスター・ユナイテッドで明るかったはずのキャリアが暗転のグリーンウッド。2023年に入って起訴が取り…

元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)の去就がフランス行きに傾くようだ。

恋人に対する強姦と暴行容疑による逮捕から、マンチェスター・ユナイテッドで明るかったはずのキャリアが暗転のグリーンウッド。2023年に入って起訴が取り下げられたものの、ユナイテッドではキャリア再開が難しく、同年夏からヘタフェにローン移籍した。

ブランクを経てのラ・リーガ挑戦というなかで、公式戦36試合で10得点6アシストと活躍し、ヘタフェも引き留めに動いたが、金銭面で断念。そのほかの関心クラブにユベントスらの名が挙がったりもしたが、最近ではマルセイユとラツィオの動きが取り沙汰される。

そして、イギリス『The Athletic』によると、マルセイユはユナイテッドとアドオン400万ユーロを含む総額3160万ユーロ(約55億1000万円)の移籍金額で合意。また、リセール条項の条件においてもユナイテッドに多額を譲渡する内容でまとまったという。

あとは選手が承諾するか否かとされ、そのグリーンウッドは8日にユナイテッドの練習施設を訪れ、首脳陣と会談とも。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、マルセイユはグリーンウッドに2029年夏までの5年契約を提示しているそうだ。

ちなみに、将来の移籍時にユナイテッドが受け取る売却額は50%に迫るものとのこと。マルセイユの周囲ではファンをはじめ、市長までも反対の声を上ているとの報道もあるが、フランス行きに近づいているようだ。