7月10日、B1リーグの千葉ジェッツは、練習生としてチームに在籍していた佐藤巧が、2024-25シーズンから山形ワイヴァンズ…

 7月10日、B1リーグの千葉ジェッツは、練習生としてチームに在籍していた佐藤巧が、2024-25シーズンから山形ワイヴァンズに移籍することを発表した。

 埼玉県出身で現在22歳の佐藤は、195センチ88キロのシューティングガード。大宮東高校から国士舘大学へと進学すると、大学ラストイヤーとなった2023年は関東大学バスケットボールリーグ戦の全22試合に出場し、平均11.1得点11.0リバウンド1.9アシスト1.2ブロックをマーク。チームの2部優勝に貢献した。

 同大4年次の2024年1月から練習生として千葉Jに加入し、トップチームの練習に参加。千葉Jと選手契約を結ぶには至らなかったが、B2リーグの山形で今秋開幕の2024-25シーズンからプロキャリアを本格始動することになった。

 今回の発表に際して、佐藤はクラブ関係者への謝辞を述べ、「半年間と短い時間でしたがたくさんの応援ありがとうございました。船橋アリーナでの声援はいつも自分もこのコートに立ちたいと感じさせてくれました。残念ながら船橋アリーナ、LaLaアリーナでプロキャリアを始めることはできませんでしたが、これから始まるキャリアの中で練習生として学んだ知識や経験を活かして成長し、皆さまの前でプレーできることを楽しみにしています。千葉ジェッツで練習生としてプレーできたことを誇りに思います。胸を張ってルーキーイヤーを頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と、ファンに対しても感謝。

 新天地となる山形のファンへ向けては、「この山形の地でプロのキャリアをスタートできること大変うれしく思います。ご協力いただきました山形ワイヴァンズ、チーム関係者の皆さまに感謝いたします。また、これから共に勝利を目指すファン、ブースターの皆さま、スポンサーの皆さま、地域の皆さま是非よろしくお願いいたします。チームの勝利に貢献できるよう日々全力で頑張りますので応援よろしくお願いいたします」と活躍を誓った。