現在、3勝クラスと都大路Sを連勝中のセオ(栗東・上村洋行厩舎)。次走は7月21日(日)、小倉芝1800mで行われる中京記念への出走を予定しており、今朝10日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。  朝一番のCW。3歳未勝利のレーウ…

 現在、3勝クラスと都大路Sを連勝中のセオ(栗東・上村洋行厩舎)。次走は7月21日(日)、小倉芝1800mで行われる中京記念への出走を予定しており、今朝10日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 朝一番のCW。3歳未勝利のレーウィンとの併せ馬に先行。スムーズなラップを踏んでいき、自分のリズムで相手を引っ張る走りだったが、6F標識通過はさほど速くなかったが、3コーナーへ向けて、少し加速していくようなラップ。

 こちらが外を回ったこともあり、4コーナーでは内から相手が追いついてきて、スピードに乗った状態で最後の直線に向いてくる。最後の直線に向くとさらに加速していき、相手も直線前半までは食い下がったが、ラスト1F標識を過ぎるとセオが前に出てフィニッシュ。

 時計は6F81.8〜5F66.2〜4F51.4〜3F36.5〜2F22.8〜1F11.5秒。前日にゲリラ豪雨があり、かなり水分を含んだウッドチップだったが、夜から今朝にかけては雨が降っていないこともあり、そこまで走りにくい馬場ではなかった。とはいえ、3F36.5秒は速いし、前走から少しレース間隔はあいているが、しっかり動けている。

(取材・文:井内利彰)