9日、コパ・アメリカ2024準決勝のアルゼンチン代表vsカナダ代表が行われ、2-0でアルゼンチンが勝利した。 PK戦までもつれ込んだエクアドル代表との死闘を制し、準決勝進出を決めたアルゼンチン。この試合でも[4-3-3]のシステムは変わら…

9日、コパ・アメリカ2024準決勝のアルゼンチン代表vsカナダ代表が行われ、2-0でアルゼンチンが勝利した。

PK戦までもつれ込んだエクアドル代表との死闘を制し、準決勝進出を決めたアルゼンチン。この試合でも[4-3-3]のシステムは変わらず、リオネル・メッシ、フリアン・アルバレス、アンヘル・ディ・マリアによる3トップを形成している。

一方、こちらも準々決勝ではPK戦の末ベネズエラ代表に勝利し、準決勝まで駒を進めたカナダ。安定した守備を見せるチームは、サイル・ラリンとジョナサン・デイビッドが2トップを組む[4-4-2]を敷いている。

立ち上がりはカウンターやセットプレーからゴールに迫るなど、カナダが積極的な姿勢に。一方のアルゼンチンも10分を過ぎたあたりからボールを握り始めると、12分にはメッシがミドルシュートを狙うもわずかに枠から外れた。

拮抗した展開が続いていたが23分、ピッチ中央のデ・パウルからの縦パスに対して絶妙のトラップで抜け出したアルバレス。GKとの1対1を落ち着いて制し、アルゼンチンが先制点を記録した。

リードを得たアルゼンチンは落ち着いたリズムで徐々に試合を支配。43分にはディ・マリアからのパスを受けたメッシがボックス内に進入してシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。

後半、開始早々にスコアが動く。51分に右サイドを抉ったデ・パウルのクロスはクリアされるも、こぼれ球を拾ったエンソ・フェルナンデスがミドルシュート。これにボックス内のメッシが触って巧みに軌道を変えると、ボールはゴールに吸い込まれた。メッシはこれが嬉しい大会初ゴールとなっている。

2点を追う立場となったカナダだが、余裕を持ったアルゼンチン相手に中々チャンスにつながるような場面を作り出せず。相手ボックス内にボールを運ぶシーンはあるものの、粘り強いアルゼンチン守備陣を崩せない時間が続く。

89分には流れるよなカナダのパスワークから最後はオルワセイが狙いすましたシュートを放つも、GKマルティネスが片足でセーブ。直後にも左サイドからのクロスにオルワセイが頭で合わせたが、惜しくも枠外に外れた。

試合はそのままタイムアップ。メッシにもようやく得点が生まれたアルゼンチンは、さらに勢いづいた状態で2大会連続のコパ・アメリカ決勝進出を決めている。

アルゼンチン代表 2-0 カナダ代表

【アルゼンチン】

フリアン・アルバレス(前22)

リオネル・メッシ(後6)

【動画】ついにメッシが今大会初ゴール! アルゼンチンが決勝へ

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— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) July 10, 2024