イングランド2部チャンピオンシップのブリストル・シティは7月9日、J1のFC町田ゼルビアからU-23日本代表MF平河悠のレンタル移籍での獲得を発表した。早速、背番号7のユニフォーム姿が公開された中、クラブ公式SNSが公開した“漫画風”の加…

 イングランド2部チャンピオンシップのブリストル・シティは7月9日、J1のFC町田ゼルビアからU-23日本代表MF平河悠のレンタル移籍での獲得を発表した。早速、背番号7のユニフォーム姿が公開された中、クラブ公式SNSが公開した“漫画風”の加入動画に反響が集まった。

 平河は佐賀県出身の23歳。山梨学院大学に在学中の2021年から町田の特別指定選手としてプロデビュー。正式に町田の一員となった2023年にJ2リーグ戦35試合に出場して6得点4アシストを記録してJ1昇格に貢献した。

 迎えた今季、初のJ1舞台でも圧倒的なスピードと積極果敢なドリブル突破で大きな注目を集め、ここまでリーグ戦18試合出場で2得点5アシストを記録。その活躍が認められる形で、U-23日本代表入りを果たし、今夏のパリ五輪出場メンバーにも選出された。

 そして自身初の海外挑戦の場としてブリストル・シティを選択すると、獲得を決めたクラブ側は“漫画風”の特製動画を制作し、平河を歓迎した。クラブエンブレムと「ようこそ」の文字で始まる18秒の動画には、刀剣の音に続いて平河のプレーシーンの切り抜きと日本語でのゴール実況、そして平河の英語でのひと言も加えて、期待感を高めている。

■「またジャイアントキリング風味だな」

 この平河の歓迎動画に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「めっちゃカッコイイ 平河悠頑張れ」
「こんな素敵な動画をすぐ作ってもらえるものなのね〜なんと良いクラブ」
「大歓迎されてるね!!寂しいけど嬉しいよ」
「またジャイアントキリング風味だな」
「なにコレ!めっちゃウェルカム感があふれまくってる」

 1894年に創設されたブリストル・シティは、イギリス西部の港湾都市で豊かな歴史と文化を持つブリストルに本拠地とするクラブ。2023-24シーズンは、チャンピオンシップで24チーム中11位。オーストリア代表FWのアンドレアス・ヴァイマンや“奇跡のレスター”の一員だったMFアンディ・キングが所属している。

 平河のレンタル期間は2024-25シーズン終了までで、買取オプションが付帯。果たして平河のドリブルがイングランドの地でどれだけ通用するのか。クラブ側も大きな期待を寄せる23歳は、一度、チームに合流した後、パリ五輪に出場する予定となっている。

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