テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 6-4, 6-2のストレ…

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで破り、同大会では15回目、四大大会では60回目のベスト8進出を果たした。また、ジョコビッチはこれが芝コートでのシングルスマッチ119勝目となり、A・マレー(イギリス)らに並び歴代13位タイとなった。
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同大会で7度の優勝を誇る37歳のジョコビッチは、この日の4回戦で21歳のルーネを圧倒。ファーストサービス時に75パーセントの確率でポイントを獲得しルーネにブレークを与えず、リターンゲームでは4度のブレークに成功し、2時間3分で完勝した。
ジョコビッチはこの勝利が芝コートでのシングルスマッチ119勝目となった。これはマレーと、1970年頃活躍した元世界ランク9位のA・メトレベリ(ジョージア)に並ぶ歴代13位の記録となる。
同じ時代にしのぎを削ってきた37歳で同い年のジョコビッチとマレー。芝コートではマレーが119勝30敗でジョコビッチは119勝19敗となった。
試合数ではマレーが11試合多いとはいえ、ウィンブルドンでの優勝回数が7度のジョコビッチに対し、同2度のマレーがこれまで多く勝利を挙げていた事実を少し意外に感じるファンもいるだろう。
ジョコビッチとマレーの対戦成績はジョコビッチから25勝11敗となっているが、芝コートの対戦に限るとマレーの2勝0敗となっている。
芝コートでの2度の対戦は、マレーが金メダルを獲得した2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)準決勝と、マレーが優勝を飾った2013年のウィンブルドン決勝で、マレーはいずれもジョコビッチにセットを奪われておらず、ストレートで勝利している。
なお、芝コートでの勝利数歴代1位はR・フェデラー(スイス)で、192勝29敗となっている。
ジョコビッチは同記録で歴代単独13位となる120勝目を目指し、準々決勝で第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは4回戦で世界ランク34位のA・フィス(フランス)を下しての勝ち上がり。
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