ドイツメディアに「スピードスター」と評される中村はシュート精度も魅力だ(C)Getty Images スタッド・ランスの中村敬斗がドルトムントから関心を寄せられているようだ。 これまでオランダのトゥベンテやベルギーの…
ドイツメディアに「スピードスター」と評される中村はシュート精度も魅力だ(C)Getty Images
スタッド・ランスの中村敬斗がドルトムントから関心を寄せられているようだ。
これまでオランダのトゥベンテやベルギーのシント=トロイデン、オーストリアのLASKなどの欧州クラブを渡り歩いてきた中村は、2023年8月にフランスのスタッド・ランスへ移籍。加入1年目の2023-2024シーズンはリーグ25試合で4ゴール・1アシストを決め、得点を重ねる日本代表でも日増しに評価を高めている。
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ドイツメディア『RUHR24』はドルトムントの状況を踏まえたうえで、中村の移籍可能性について、次のようにレポートした。
「ジェイドン・サンチョが退団し、カリム・アデイェミやジェイミー・バイノー=ギテンスもビッグクラブから興味を示されているなか、まだアタッカーの新戦力獲得を発表できていないドルトムントは、ウイングを探している。テクニカルディレクターのスベン・ミスリンタートが『とても力強く、走力もあってエキサイティングな選手』と評価するナカムラは、ドルトムントにとって興味深い存在かもしれない」
焦点となる重要人物のミスリンタート氏は、かつて香川真司をクラブに迎え入れ、シュツットガルト時代には遠藤航や伊藤洋輝を発掘した敏腕スカウトとして知られる。その実績から「ダイヤモンド・アイ」の異名を持つ目利きは「シュツットガルトでも引き抜きたがっていたほど、ナカムラのファン」と同メディアが補足している。
ドイツメディア『DERWESTEN』も「日本のスピードスターがドルトムントに加入か?と銘打ち、「ミスリンタートはナカムラに熱狂している」と言及。「今度こそ、自分のチームに引き抜こうとしているのだろうか?」とも付け加えた。
ドルトムントでテクニカルディレクターを務め、「スカッドプランニング」を担当しているミスリンタート氏から、興味を示されている中村のドイツ移籍は実現するのか。『DERWESTEN』は「ドルトムントは新たな契約を発表していないが、これは数週間で変わる可能性が高い」とも伝えており、ここから動きがあるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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