バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がクラブの財政状況について前向きな見通しを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 慢性的な財政難に悩まされ、補強や選手登録にさまざまな障害を抱えるバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオの…

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がクラブの財政状況について前向きな見通しを語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

慢性的な財政難に悩まされ、補強や選手登録にさまざまな障害を抱えるバルセロナ。しかし、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)ら、今夏も複数の選手が獲得候補として噂に挙がっている。

そんななか、ラポルタ会長は『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応。ニコ・ウィリアムズへの好感を明かすと同時に、スポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏やハンジ・フリック監督の望む補強が実現することを願った。

「もちろん、私は彼(ニコ・ウィリアムズ)が好きだし、とても気に入っている。だが、ここでは責任者に仕事をさせなければならない。デコはフリックと話し合って補強に取り組んでいるし、良いニュースを期待している」

また、5800万ユーロ(約101億1000万円)の契約解除金が設定されるレベルの選手を獲得できる状況にあるのかという質問にも回答。改善に向けたこれまでの取り組みがついに実を結ぶ見込みのようだ。

「今ではイエスだ。ここに至るまでに何年にもわたって行われてきた努力の結果だ。このレベルの契約に対応できる可能性はある」

「この3年間は非常に濃密で、やるべきことがたくさんあった。我々は非常によく取り組んできたし、その仕事ぶりには満足している。なぜならクラブの経済が回復しつつあるからだ。これに関しては、まもなく良い知らせがあるだろう」

「我々はクラブの経済回復を確認するために取り組んでいるし、これまで取り組んできた一連の業務がある。まもなく発表できるだろう。3年かかったこのプロセスを完了することができてとてもほっとしている。正常な状態に戻ることを願っている」