スペイン1部ラ・リーガのマジョルカへの移籍が決まったサッカー日本代表FW浅野拓磨がスペイン入り。その空港到着直後の現地メディアによる“突撃インタビュー”が話題を呼んでいる。  現在29歳。四日市中央工業高校から2013年にサンフレッチェ広…

 スペイン1部ラ・リーガのマジョルカへの移籍が決まったサッカー日本代表FW浅野拓磨がスペイン入り。その空港到着直後の現地メディアによる“突撃インタビュー”が話題を呼んでいる。

 現在29歳。四日市中央工業高校から2013年にサンフレッチェ広島に入団してプロのキャリアをスタートさせた浅野は、2016年夏からドイツ、セルビアでプレーし、スペイン初挑戦で自身3カ国目となる。

 過去に大久保嘉人家長昭博久保建英がプレーしたマジョルカは、新たな日本人の獲得に沸き、公式SNS上に獲得発表直後に浅野のプレーをまとめた特別映像を公開。現地メディアからの注目度も高く、地元メディア『IB3』は7月7日に現地入りした浅野を空港で出迎えて突撃取材を敢行し、その動画を公開した。

 突然の空港取材に対し、浅野は私服でサングラス姿のまま快く対応し、キャリーケースを引きながら現地の記者と英語でやり取り。「ここに来ることができてとても嬉しい」「スペインでプレーしたかったし、マジョルカは素晴らしいクラブ」「久保建英からは“おめでとう”と言われ、“何でも聞いてください”とメッセージをもらった」「自分はスピード型の選手。速さを持っているし、チームのために走ることができる。そしてゴールも決める」などと自信満々に答えている。

■「インタビュー!って歩きながらかいw」

 この浅野の空港突撃からの英語インタビューの映像に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられている。

「浅野拓磨 のインタビュー!って歩きながらかいwww」
「発音良いな笑」
「全然十分英語喋れるじゃん」
「会話が微妙に噛み合ってないのが浅野ぽくて好き」
「めっちゃ簡単な英語の質問を理解できてなさそうな浅野の英語力に不安を感じる一方で、長年ヨーロッパで活躍し続けられるメンタルと非言語的な浅野のコミュ力の高さに感心する」

 浅野のインタビューと言えば、カタールワールドカップ前のボーフム時代に、当時ドイツ代表を率いていたハンジ・フリック監督についての質問に対して「ハンジ・フリック? 何それ?」とドイツ語で回答して話題となった。だが、その図太さはストライカーとして必要なもの。事実、ワールドカップ本大会でドイツ代表から逆転ゴールを奪ったのだから文句は言わせない。

 その因縁のフリック氏は、今季からバルセロナの監督に就任しており、その“再戦”にも注目が集まっている。マジョルカ・浅野の動向から、しばらく目が離せなさそうだ。

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