ボーンマスは8日、ガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨ(24)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 1年の延長オプションを含め2027年まで契約を残す24歳に対して、大幅に条件を改善した新契約を掲示し、合意に至ったニ…

ボーンマスは8日、ガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨ(24)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。

1年の延長オプションを含め2027年まで契約を残す24歳に対して、大幅に条件を改善した新契約を掲示し、合意に至ったニール・ブレイクCEOは、「アントワーヌの成長の早さは誰の目にも明らかだった。新たな長期契約に合意したことは、我々にとってチームの主要メンバーとしての彼の貢献を認める上で重要であり、今後何年もこの調子が続くのを楽しみにしている」と、コメントしている。

ガーナ人の両親の元、イングランドで生まれ育ったセメンヨは、ブリストルのアカデミーからファーストチームに昇格すると、以降はニューポート・カウンティ、サンダーランドでの武者修行を経験。

そして、2020-21シーズンからブリストルのファーストチームに定着し、2023年1月にチェリーズへのステップアップを果たしていた。

加入1年目となった2022-23シーズンはフィニッシュの局面における判断、精度でかなり粗削りな部分を見せたが、爆発的な加速力や簡単に当たり負けしないダイナミックなプレーで才能の片りんを示した185cmの快速アタッカー。

加入2年目となった昨シーズンはプレミアリーグ33試合8ゴール2アシストを記録するなど、確実性、目に見える結果という部分で大きな成長を示した。

また、両親の母国ガーナでA代表デビューを飾ると、カタール・ワールドカップにも出場するなど、ここまで21試合に出場している。