日テレ・東京ヴェルティベレーザは8日、DF宮川麻都(26)がダームアルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部リーグ)のハンマルビーに完全移籍することを発表した。 宮川は神奈川県出身で、2010年から日テレ・メニーナでプレー。2016年にベレ…

日テレ・東京ヴェルティベレーザは8日、DF宮川麻都(26)がダームアルスヴェンスカン(スウェーデン女子1部リーグ)のハンマルビーに完全移籍することを発表した。

宮川は神奈川県出身で、2010年から日テレ・メニーナでプレー。2016年にベレーザに昇格し、クラブ一筋でプレーを続けてきた。

これまでなでしこリーグで60試合4得点、WEリーグで55試合3得点を記録。カップ戦などを含め、公式戦通算174試合9得点を記録していた。

宮川はクラブを通じてコメントしている。

「中学1年生の時から約14年間、お世話になりました。日本トップレベルのメニーナ、ベレーザでプレー出来たこと、素晴らしいチームメイトに出会えたこと、そして信頼出来る指導者の元でサッカーを学ぶことが出来たこと。全てが自分にとってかけがえのない財産で幸せでした」

「毎日、ヴェルディグランドに通い、勝負にこだわり、勝つ喜び、負ける悔しさを学びました。時には、怒られ涙する日もありましたが、どんな時も仲間と一緒に乗り越えてきました。そして日々のトレーニングで、サッカーの奥深さを知り、自分を強く成長させてももらいました」

「自分のサッカー人生の中で、夢だった海外でのプレー。常に仲間に助けられ、頼ってきた自分が、異国の地でどれだけやれるのか、挑戦してみたい気持ちが強く、今回移籍を決意しました。ベレーザの名に恥じないように、頑張ってきます」

「どんな時も背中を押し続け、声をあげて応援してくれたファン・サポーターの皆さん。支えて下さったホームタウン、パートナー企業のみなさん。ベレーザ、ヴェルディのクラブに関わる全てのみなさん。本当にありがとうございました。私はこれからも、ずっとこの緑のクラブが大好きです。緑のハート」

ハンマルビーには、今シーズンからINAC神戸レオネッサを退団したU-20日本女子代表MF天野紗(20)も加入しており、日本人2人がプレーすることになる。