リバプールを退団した元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(33)は新たな道へ進む可能性があるようだ。 2024年5月、契約満了によるリバプール退団が発表されたチアゴ。2020年9月に加入後はFAカップやコミュニティ・シールドのタイトルを…

リバプールを退団した元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(33)は新たな道へ進む可能性があるようだ。

2024年5月、契約満了によるリバプール退団が発表されたチアゴ。2020年9月に加入後はFAカップやコミュニティ・シールドのタイトルを手にしたが、ケガによる離脱期間も多く、2023-24シーズンは1試合の出場、わずか5分のプレーにとどまった。

新シーズンに向けては、引き続き欧州でのキャリア継続を望んでいるとも見られていたが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、稀代のプレーメーカーは現役引退を決意。新たな一歩を踏み出すべく、準備を進めているという。

また、スペイン人ジャーナリストのジェラール・ロメロ氏は、ハンジ・フリック監督が新たに就任したバルセロナへの復帰も示唆。スペイン『AS』は5月下旬、ドイツ語とスペイン語が堪能、かつチームと直接的な連携が取れるアシスタントの雇用をバルセロナが検討中で、チアゴもリスト入りしていると報じていた。

バルセロナのカンテラ出身のチアゴは、2011年7月にファーストチームへ昇格。2013年7月にバイエルンへ移籍するまで、公式戦100試合に出場し、11ゴール20アシストの結果を残していた。

公式なアナウンスはまだないものの、ケガの影響もあり身体的に厳しい状況と見られるチアゴ。新たな章がスタートする可能性が高そうだ。